ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

空からの襲撃

2005年04月11日 23時34分03秒 | 古い日記
藤岡弘と言えば仮面ライダー...
または馬鹿役者役者馬鹿で名高い。(と書いてわかる人は年配者だな。)

が、最近では旅番組にも出ていたりもする。
また、セイン・カミュ(『異邦人』の著者カミュの孫だという噂だが、真偽の程は知らない)
と二人旅だったりもする。

その二人の組み合わせが、何を狙ったのか?はわからぬが...。

そんなテレビ番組の画面を俺はボンヤリした頭で見つめていた。

カミュ:「ここでは、白鳥の餌付けが行われているんですね。」
藤岡:「オオ。パンのミミをやるんだ。」

二人に、パンの入った袋が渡されると、カミュの方は、
それを「自ら食べる」というボケをかました。が、そんな事に藤岡弘が気が付く筈はない。

「....」

やがて、口の中がパンでいっぱいになり、
(早くツッコんで下さいよ~)
と言う視線を必死で藤岡に送るカミュ。

「....」

只、黙々と白鳥に「餌付け」する藤岡。

テレビ的に...かなり異様な時間が流れた。

カミュ:「....アア、僕、自分で食べちゃいました!」
藤岡:「何?」
カミュ:「ハ、白鳥にやるんですか?」
藤岡:「そうだよ。自分で食べたってしょうがないだろ?」
カミュ:「....」

渡り鳥である白鳥は、夏はロシアの辺り(多分)にいるのだと思うが、日本を越冬地に選ぶものも多い。
北海道が有名だが、冬場は日本全国に白鳥が見られる湖沼がある筈だ。

近場(俺の)では「多々良沼」とかが有名だが、連中は明け方、こっちの方へ飛んでくる。
(大集団で飛来する。4~5時起きしないと見られない。そうだ。)
で、川で朝食を採り、人々が起き出す頃には、多々良沼へ帰ってしまう。
(らしい。目撃者談)

藤岡弘みたいな親切なオジサンがいるのだろうか?