蕎麦も似たようなもんか。
いや、蕎麦には「水蕎麦」(汁無し)というジャンルがあるから、さらに上だろうな。
日本では...(いや、どこの国でもそうだと思うけど)別名、「絶望のスパゲッティ」
と言われる、「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニ」を出す店は少ない。
どんなスパゲティかと言うと、要するに、
緬にオリーブ油をからめて、ニンニクと唐辛子を刻んで入れただけの、
手抜き「素うどん」に近いスパゲティだ。
何故絶望しなければならないか?
と言えば、「具」が無く「見た目的に哀しすぎる」からだと思う。
俺がたまに行く店には、珍しくその「素スパ」がある。
小手先の誤魔化しが効かない品を出す、その根性が気に入り、
俺はいつもそれを頼む。
ちょっと問題なのは、そのアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニが、
その店のメニューでは、「貧乏人」と言う名前になっている事だ。
(アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニって、フルネーム言うのも問題だけど)
「貧乏人」とは、小洒落ているといえば洒落ている表現だが、どーも腑に落ちない。
ウェイトレスさんが皿を運んでくるといつもこう訊く。
「お客様、『貧乏人』でしょうか?」
「はい。貧乏人です。」
ウェイトレスさんは何事もなかったように皿を置いて、
立ち去るが、周囲の視線は冷たい。(いや、俺がそう感じるだけかな)
ちなみに、俺以外で、そのメニューを頼む人は見た事が無いな。
いや、蕎麦には「水蕎麦」(汁無し)というジャンルがあるから、さらに上だろうな。
日本では...(いや、どこの国でもそうだと思うけど)別名、「絶望のスパゲッティ」
と言われる、「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニ」を出す店は少ない。
どんなスパゲティかと言うと、要するに、
緬にオリーブ油をからめて、ニンニクと唐辛子を刻んで入れただけの、
何故絶望しなければならないか?
と言えば、「具」が無く「見た目的に哀しすぎる」からだと思う。
俺がたまに行く店には、珍しくその「素スパ」がある。
小手先の誤魔化しが効かない品を出す、その根性が気に入り、
俺はいつもそれを頼む。
ちょっと問題なのは、そのアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニが、
その店のメニューでは、「貧乏人」と言う名前になっている事だ。
(アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニって、フルネーム言うのも問題だけど)
「貧乏人」とは、小洒落ているといえば洒落ている表現だが、どーも腑に落ちない。
ウェイトレスさんが皿を運んでくるといつもこう訊く。
「お客様、『貧乏人』でしょうか?」
「はい。貧乏人です。」
ウェイトレスさんは何事もなかったように皿を置いて、
立ち去るが、周囲の視線は冷たい。(いや、俺がそう感じるだけかな)
ちなみに、俺以外で、そのメニューを頼む人は見た事が無いな。