ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

教えてくれないか?

2007年05月30日 23時00分10秒 | フィクション
「ん? 今日は靴の中敷がやけに柔らかいな」
そんな経験は無いだろうか?
靴下越しに感じるビロードタッチの不思議な感触。
ゴキ?
全く違うな。
まさか毛虫?
なんか……それも違う。

靴から足を抜いて「中の物」を確認した俺は気を失いそうになった。




断末魔の声:キュー(やられた)

↑正体を知りたい方は上の写真をクリックして下さい。(自己責任で)

こんな生物が、俺の靴の中に潜んでいる合理的な理由。

知っている人がいたら是非教えて欲しい。

俺を育てた(かも知れない)音楽

2007年05月29日 23時00分55秒 | 音楽
日本の街角で……
長髪でフォーク・ギターを抱えれば不良になれた御手軽な時代。
俺は「ホンモノのロック」と衝撃的な出会い」をする。
(いや、そんな時代じゃないけど気分的に)

こ、これは?



ジミヘンとかツェッペリンとか?

パンクのセックス・ピストルズやクラッシュ?

フッフッフ。そのような甘いモノではありませぬな。

SSD(死ね死ね団)のテーマ→ここをクリック

うーん。今、聞くと逆にリアリティがあるよ。
こういう国家や宗教団体、どっかにある……かも知れん。

ところで、途中で入る(あ~)とか(う~
という「お色気ボイス」は何なんだ?(結構、好きかも)

「御存知無い方」には信じられないかも知れないが、
これは本当にあったテレビ番組↓のエンディング・テーマだ。

      レインボーマン→ここをクリック

どうせ この世に 生まれたからにゃ
お金も 欲しいさ 名も 欲しい♪

ヒーローにあるまじきこの歌詞も斬新だったけど……

「これを見て育った世代」の未来を暗示しているような気がする。

戦争は終わっちゃいない

2007年05月27日 23時35分36秒 | 古い日記
日本の敗戦、という形で幕を閉じた第二次世界大戦。

大人達は茫然自失。

一方、やせこけた子供達は、必死で
焼け跡を走る進駐軍のジープを追いかけていた。

「ヘイ! ギブミー チョコレート!」
「ギブミー チューイングガム!」

その様子をみて、一人、唇を噛締めて呟いた復員兵がいた。
「次はアメリカに勝つ!そして……」
彼は決意する。
「ヤツらに必ずこう言わせてやるんだ!」



そんな願いを込めて作られたのかどうかは知らんが……



↑「じゃがいも甘納豆」って、ちょっと味に無理があるな。

レクイエム

2007年05月26日 22時52分13秒 | 古い日記
ふと思い出して「あの人は今……」
なんて考えて調べてみると結構お亡くなりになっていたりする。

でも、人間はいいや。増えすぎだから。

それより、さっき気が付いたが、’06 12月頃、「揚子江カワイルカ」の絶滅が宣言されていた。

そもそも、揚子江のカワイルカって知られていないよね?

「ツチ族とフツ族」より無名だろ?

全人類を代表して謝罪します。



↓以下をクリック

カワイルカ1
カワイルカ2
カワイルカ3

次に危ないのはこれだな→バイカルアザラシ

乞食は楽し(4かも?)

2007年05月25日 23時59分45秒 | 古い日記
まあ、ものは試しで
「くれ!」
って言ってみたら、某販売店からヤマハのハーモニカを頂いた。

上下二段であるが、複音式じゃない。
「下の段がC調、上の段がC♯調」という……「2穴式」だ。

つまり、1オクターブ内で12音出せるので、
理屈的にはいかなる楽曲でも吹ける筈だ。

これなら小学生のハーモニカでは吹けない、
「森のクマさん」とか「ゲゲゲの鬼太郎」とかも演奏可能である。

(いや、演奏しなきゃならん理由は無いけどね)



YAMAHA SS-220

次はこれが欲しい→ホーナーのクロマチック

Kid rock

2007年05月24日 23時00分55秒 | 音楽
さて。暑い日が続くな。そろそろ「草刈」もやらなきゃ、と思うが、

俺はもうイヤになったので手を出さない。

何故って? こっちが訊きたいよ。

オサーンは何故か?「草刈機で雑草を刈って」から、

除草剤をまく。

これは意味が無い。この手の除草剤(吸収移行型)は

「植物の葉」から入り込み「植物の根を枯らす」からだ。

「葉っぱ」を刈って「根っこ」に直接、除草剤をかけても無駄である。

「……また、すぐ生えてくるんだよね」

(当たり前だ)と思ったが、俺は冷静に言った。

「前から言おうと思ってたんですが……
 『葉を刈ってから除草剤を撒布』してもダメですよ」

「なんで?」

「この除草剤の『注意書き』にそう書いてあります。」

そもそも、この手の人は「説明書」やマニュアルの類は読まない。

「……ホントだ」

でも、明日になればまた忘れて、同じ事を繰り返す。

な、何でだ?

↓カントリーでも聴くか?(関係無いけど)

COWBOY

Bawitdaba

Kid Rock + Hank Williams Jr

蕎麦処 一○

2007年05月23日 21時13分39秒 | フィクション
最近出来た蕎麦屋に行きました。
「民家を改築して出来たお店」と聞いております。
非常にわかりにくい場所でしたが、何とかたどり着きました。



↑店先? いや、庭先にはこんな小屋があります。
ここで蕎麦を打つんでしょうか?



↑しかし、中は民家……と言うより、思いっきり「普通の家」です。

スティーブ・マックイーンの絵。
CDの棚には「吉幾三」と「TRF]が多かった事から、
家族構成もだいたい見当が付く、というモノです。

尚、家族の誰かが卓球部に所属。
余談ではありますが、市の大会で優勝しています。
さらに、誰かがディズニーシーに行った形跡もあります。

ハッキリ言ってここはリビングルームです。

(ここで撮影禁止を言い渡される)

月~木休業で土日営業らしいですが、
客足は途絶える事は無く、中々の盛況でした。(要予約)

評:
○麺は全粒粉みたいな茶色いヤツで田舎風。
(江戸風の更級蕎麦に非ず)
○蕎麦湯が凄く濃い。
×すばつゆ、甘(SWEET)過ぎる。
(コンビニのそばつゆに近い甘さ)

以上、貴方の人生に何がしかの御役に立ちましたら、
幸いか?と存じます。

映画の良さ

2007年05月22日 22時49分20秒 | フィクション
唐突に……オサーンが言う。
「やっぱり、戦争は良くねえ。それに比べたら拉致問題なんか……小さな問題よ」
いつもは反中、反北朝鮮で「日本の軍事的独立」を支持しているこの人が?


「いや、レンタル屋で借りた映画を観たんだよ」



ここをクリック→「麦の穂をゆらす風」

要するにアイルランド独立戦争の話だ。

「しかし……この人達の多くはアメリカに移民して、
 今度は自分達が先住民の虐殺をするんですよ」

多少の誇張はあるが、アイルランド系ってのは、
そういう暴力的な仕事が得意分野だ。

ちなみに「ダーティー・ハリー」の
主人公ハリーキャラハンなどはその典型で、
「アイルランド系の警官」という設定になっている。

「へえ。そうなの?」
「それに黒人奴隷。あれは強制連行、拉致どころの騒ぎじゃないですよ」
「……」
この言葉にはかなり説得力があったようだ。
人間は「自分の知っている事」と「合致する説」を信じる傾向がある。

「イスラエルだって満州国よりデタラメな国家じゃないですか?」

「そう言われればそうだな。やっぱり一番悪いのはアメリカだ!」

「セブンイヤーズ・イン・チベット」を観て以来、
(最後に人民解放軍が無防備なチベットを侵略するシーンがある)
反中思想に取り付かれたオサーンは、こうしてアッサリ反米思想に寝返った。

「人間、どいつも、こいつもロクなモンじゃない」
って、何時になったら気が付くのだろう?

煉瓦(レンガ)の積み方

2007年05月20日 23時49分05秒 | 技術メモ


イギリス積み(一番、多いかな?)



フランドル積み(誤ってフランス積みとも言う。珍しい)



アメリカ積み(これはレアだ。日本にあるのかな?)

目地は「灰色」と「真っ白」の2種類がある。
(古くなると判別できないけど)
「灰色」はセメントモルタルで明治後半~大正に多い。
「真っ白」は石灰モルタルで明治前半に使われた。

キッカケは美濃大地震(明治43年、死者71人)で、
「石灰モルタル」は地震に弱い事が判明。
それ以後は高価でも「セメントモルタル」を使うようになった。

が、関東大震災(大正12年)では煉瓦造の建物はほとんど全て崩壊し、
「鉄筋コンクリート」の時代がスタートする。
(東京駅は『鉄筋レンガ造り』らしい)

こうして維新以来、文明開化の象徴だった「赤煉瓦」の建物は
姿を消していく。

万一、興味のある人がいたら→ここをクリック

洗うがごとし

2007年05月20日 00時19分48秒 | 技術メモ
足尾鉱毒事件について→ここをクリック
相変わらずわからん。
「鉱毒」の正体がハッキリしないのに、被害だけが拡大していく。
なんなんだ?

当時の人はともかく、俺は「鉱毒」と言われても納得できない。
重金属で稲が「立ち枯れ」するのか?聞いた事が無いよ。
(魚は浮くかもしれないけど)

「亜硫酸ガスで木が枯れる」って点はわかるけど。

そこでだ。

「銅イオン」が動植物に与える影響について実験してみた。

現在、「水」に銅を入れて置くと、
以下のような効果がある事が知られている。

1:藻が発生しづらくなる。
2:ボウフラがわいても蚊(成虫)になれない。

茶碗に水と「10円玉」を入れ放置し、これらの現象が
起きるのか?実証してみる。

実験方法:

写真、左から
「10円玉なし」「10円玉×1」「10円玉×2」「10円玉×3」
を入れた茶碗である。

これを野外に2週間、放置した。

結果:

野外放置でゴミが入り、わかりずらいが、
「10円玉なし」にだけ、緑色の藻が少し発生し始めた。
その他は……違いがほとんどわからない。

ボウフラの発生はいずれもなし。

以後、経過を見る。

チョウザメ無残!

2007年05月18日 22時41分35秒 | 技術メモ
チョウザメ(ベルーガ)
残念ながら、これも絶滅危惧品種である。

カスピ海・黒海・アドリア海とその周辺の河川に分布するチョウザメは
最良質で知られベル―ガと呼ばれる。
チョウザメ科の中で最も大きくなる種である。
体長は1.5~3メ―トル、最大1.2トンの記録もある。

産卵は五月ごろ、河川の砂れき地で行なわれ、稚魚はすぐに河を下り、海に入る。
幼若魚は無せきつい動物を食べるが、
成長するにつれて小型の魚類も食べるようになる。

成熟には14~18年かかる。
最上のキャビアの原料としてベル―ガは世界に知られている。

明治の頃には、
北海道の石狩川や天塩川にはチョウザメが沢山生息していたようで、
アイヌのチョウザメ漁の模様や道具についていろいろな資料が残っている。

(今は絶滅したよ。種類はベルーガでは無かったようだ)

ベステル:

雌のオオチョウザメと雄のコチョウザメを交配した人工種。
淡水内で一生を過ごす事ができる。
サイズは1mくらいかな?
飼育が容易で抱卵するまでが比較的短い、と言われているが、
それまでの経費は設備や餌代を含めて150万円。
「キャビアでボロ儲け」どころか、赤字になるのがオチである。

余談:
世界で一番、キャビアを消費しているのは、日本。
それも「女性の消費量」が多い。

そう言えば……

バイキング形式の立食パーティーなんかで「キャビア」があると、
オバサン達が「養殖池のマス」みたいに群がり、一瞬で無くなる。

そういうチャンス以外に、高級食材と縁が無い俺は、
一生、キャビアを口にする事は無いだろう。

まあ、それはいいんだけど。

ああいうオバサンの方は「絶滅する気配」がまるで感じられないのが
残念でならない。

意外な物の意外な値段

2007年05月17日 22時25分18秒 | 技術メモ
公園……というか、公衆便所にある男子用のデカイ便器の値段って、
どんなもんだか考えた事があるだろうか?

「便器の型」は2000万円からするし、
便器そのものも、一基あたり40万(定価で)近くする。

この写真のような悪戯や破壊活動は「税金の無駄遣い」
を助長するだけなので止めた方がいい。(TOTOやINAXは儲かるけど)

じゃあ、次。これ↓(色が黄色なのは弱視の人が見えやすいから)



コンクリート製で表面を黄色く塗った「安いヤツ」は3000円くらいかな?
半永久的に持つセラミック(磁器)製なら、その倍はするだろう。
(いや、正確なトコは判らないけど)



↑この現場では一番高価と思われる「磁器製品」を使用していた。
でも……これは他所から持ってきた「中古」を使っているのだろうか?
それともいらなくなったので取り外している?
(だとしたら、凄い無駄)

それにしても、良い粘土を使っているし、なかなか良い仕事をしている。

1:表の形状が凸っているので、その裏はそれに応じて凹っている。
  (プレスで成形するので、そうしないと歪が生じる)

2:黄色い色も「表面だけ」じゃなくて、凸部そのものが色付きである。
  (磨耗しても色がハゲない)

3:磁器なので凍結と融解を繰り返しても割れそうに無い。
  (コンクリート製だと壊れる)

「苦労する割には儲けが少なそうな」このタイル、どこ製なのか?
どこにも書いてないのでわからなかった。

まさか「特殊法人」の製品で「何万円もする」って事は無いよな?

時の流れ

2007年05月16日 22時10分33秒 | 古い日記
そう言えばアレはどうしたかな?と思ってググッたら、出てきた。

(写真は一部、カットしてあります)

経緯は→ここをクリック

とっくに新校舎は完成しているから、まあ、当然か。

俺が死んでも……このタイル達は残るだろう。

そりゃもう「物理的に無くならない」って。

ちなみに俺が卒業した小学校はもう無い。

「校舎が」じゃなくて「○小」がこの世から抹消された。

今でも時々、夢を見る。

階段の踊り場、プール、図書館や木工室。

もちろん、その時はそれと気付かないが……

後で考えると「あの場所」だ。

そうだよ。いずれこのタイルも誰かの夢の中に出て来るんだよ。