ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

認めざるを得ない事

2005年04月13日 00時46分02秒 | 古い日記
たとえ、それが動かない事がわかっていても、
500tプレスの下に頭を入れる、
なんてあまり気持ちのいいモンじゃない。

今まで、俺はやった事は無かったが、あきらかにプレス面が汚れてきたし、
他にやる人もいないので仕方が無かった。

狭い隙間に頭を横にして差し込んで、潜り込む。

が...鼻が当たって、上を向けない。

前に会社にいた奴は、楽々と、この隙間に頭が入った。
そして上を向いて、平気でプレス面の掃除をしていた。
(少なくとも、それが出来る奴は二人はいた)

俺の場合、鼻が全く無かったとしても、
そんな事はとても出来そうも無かった。

前々から薄々感づいてはいたが...運が悪い事に、
俺の頭部は他人より「前後に長い」と認めざるを得ないだろう。

以前、さいずち頭、と言われた事がある。
意味は、後頭部が後ろに張り出した頭だそうだ。
(絶壁の逆だな)

しかし、このまま引き下がっても、埒が開かない。
「出来ない」と諦めるより前に、調査してみよう。

googleで検索してみると、
日本人の頭部の前後径はおよそ、182~196ミリだそうだ。
(テキトーに測ったが、俺は200ミリくらいだろう)

で、500tプレスの空隙部分は...???
200ミリ程度だ。

頭部の前後径は、額~後頭部なので、普通に考えれば、
ここに「顔」を入れるのは、「絶対に不可能」と言う事になる。
(顔の中で額が一番高い、なんて人いるか?)

何か方法が間違っているのか?俺が思い違いをしているのか?

悪いのは俺の頭の中身の方だ、と...もう、認めざるを得ないだろう。