ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

無理だろ……

2011年09月21日 23時17分21秒 | 古い日記

仕事内容 瓦礫の仕分けと撤去(期間2ヶ月/第一次10/1~)
資格 国保加入者、入墨不可、外国人不可
高齢者(65歳以上)活躍中
給与 日給/26,000円
勤務時間 一日4時間
休日 なし
待遇 労災完備、寮完備(無料)、ヘルメット・安全靴、
作業着支給
勤務地 福島原発20km圏内
備考 受付期間/9月19日(月)~9月26日(月)の9:00~18:00

http://www.job-j.net/gunma/job/409622?


夢の技術

2011年09月20日 00時13分16秒 | 技術メモ

科学ニュース

光の吸収率が従来のシリコン製の100倍以上の太陽電池を、岡山大大学院自然科学研究科の池田直教授のチームが「グリーンフェライト(GF)」と名付けた酸化鉄化合物を使って開発している。

 この太陽電池はこれまで吸収できなかった赤外線も発電に利用できる可能性がある。池田教授は「赤外線は熱を持つものから出ている。太陽光以外に、火を扱う台所の天井など家中、街中の排熱でも発電できるかも」としており、2013年の実用化を目指す。

 GFは粉末状で、土台となる金属に薄く塗る。1キロワット発電する電池を作るコストは約千円が目標で、約100万円かかる従来のシリコン製に比べて大幅に安い。パネル状になっている従来型では難しい曲げ伸ばしができ、煙突や電柱に巻き付けるなど設置場所は幅広い。

光の吸収率って表現が謎。(交換効率が100倍以上は考えられない)

この手の技術が「数年後に実用化される確率」は1/100くらいだけど。


記憶

2011年09月10日 22時36分58秒 | 古い日記

○橋の上で……何十年かぶりに「前重心」を見た。

彼は俺と同じ小学校の後輩。

低学年の頃、交通事故で重症を負い、

奇跡的に命は助かったが、身体に重い障害が残った男である。

何とか学校に復帰した彼は……周囲のガキ共から、

「前重心」と呼ばれるようになった。(身体を前傾させて歩く姿からか?)

やがて、俺が中三になると、「前重心」も同じ中学に入学してきた。

(歩き方は少しはマシになっていたが、相変わらずである)

知っている顔を見て、安心したのだろうか?

俺の姿を見ると「前重心」はニコニコしながら、近付いてきた。

けど、その事で、周囲の連中に随分とからかわれたな。(俺が)

以来、俺は彼を邪険に扱ったりもしたんだけど、彼はあんまり変わらなかった。

むしろ、変わったのは周囲の連中で「前重心」の方はちょっとした人気者になっていった。

けど、中学を卒業すると「前重心」の事など忘れたさ。

やがて、俺の人生から完全に見えなくなった。

いや、一度だけ、あの橋の上を歩いている姿を見かけたことがあるな。

その時、話かけたが、俺の事は憶えていたようだった。

今も、彼は俺の事を憶えているだろうか?

それはわからないが、やっぱり今度も同じ橋を同じ様な姿で歩いていた。

「残念ですが、本校初の交通事故犠牲者が出るようです」

これは当時、俺の担任の先生が言った言葉だ。

その先生の方が先に無くなったけどね。