ほぼ日刊、土と炎、猫と煙突

白く燃え尽きた灰の奥深く、ダイアモンドは横たわる。

近くへ行きたい(52)

2008年11月30日 22時59分06秒 | 近くへ行きたい
またしても現れた謎の牛模様猫。

でも、この猫とは別物です→ここをクリック

それはそれとして。



今や街角から姿を消そうとしている電話ボックス。
ここ数年、誰かが使っているの、見た事ないね。

いずれ壊れればそのまま撤廃されるんだろうが、
この電話ボックスはちょっと気になる箇所がある。



これ、読める人いますか?

デュエットフォン……ですね。多分。

ここをクリック→デュエットフォン

今でも使えるのであればかなりレアな公衆電話だが、
生憎、中身は普通の電話機だった。

「いつ頃からいつ頃までデュエットフォンだったのか?」
は謎である。

誰か使った事がある人、いる?

古い記憶

2008年11月29日 00時16分11秒 | 古い日記
その昔。
じいさん&ばあさんによる”カヴァー・ヴァージョン”を聞いたが、
ほとんど正確だ。

特に”万歳、ナチス!”
と”ヒットラー・ユーゲント”のトコなんか。

今、こうして原曲が聴けるとは思わなかったね。

Hitlerjugend


戦前も、ちょっと裕福な家にはプレーヤーがあり、
この手のレコードは皆、持っていた筈である。

当然、戦後にゃあ、みな廃棄処分したそうだけど。

ついでに:
Whitest Kids - Hitler Rap

茶猫、リターンズ

2008年11月23日 22時18分16秒 | 猫の名は?
最近、またコイツが現れるようになった→ここをクリック

夜中には家の中にも侵入する大胆さで、ピースは不寝番。

よって、昼間は寝ています。

侵入猫の謎:

1:3匹が残した餌を食べる。
2:でも、ピース並に太っている。野良猫らしくない。
3:かと言って、飼われているようにも見えない。
4:しろたんとは何故か? お互いに無視。

117

2008年11月22日 14時31分51秒 | 古い日記
今の時代、ブログなどを通して
「普通に暮らしていれば何の接点も無い」人達と
コミュニケーションがとれるようになり、
かえって困った事も起きる世界が広がったのは間違いない。



で、この時代。

117の時報に掛けると時折、妙な音が聞こえる事に気付いた。
「チッ、チッ、チッ……ただいまから○時○分○秒をお知らせします。ポーン!」
(ゴチ)
↑なんか「受話器を置いて電話を切る時の音」に聞こえる。

もしかして混線しているのだろうか?
しかし、時報に掛けながら一人で話をするヤツもいないから、
正体はわからなかった。

が、ある日、決定的な会話を聞いた。

「チッ、チッ、チッ……ただいまから○時分秒をお知らせします」
(お父さん、○時だって)
「ポーン」
(そうか)
「チッ、チッ、チッ……」
(じゃあ、時計合わせるぞ)
「ポーン」
(あ、タイミング逃した。14分丁度に合わせて)
「チッ、チッ、チッ……ただいまから」
(行くよ?)
「チッ、チッ、チッ……ポーン!」
(ハイ、今、14分! やったね!パパ。明日はホームランだ!)

要するに「同じ時間に117に掛けている人達の会話」である。

日本のどこかにいる、ありふれた家庭。
その一面を覗き見たような気がしたホノボノとした良き思い出である。

しかし、人間の記憶などアヤフヤな物なので、
念のために「時報 混線」でググって見たら→ここをクリック

いやあ。間違いないわ。ヘンな話が色々と出てくる事。

以下、wikiから。

アナログ方式の交換機がまだ多数使われていた1970年代 - 1980年代においては、
交換機の仕様で
「同時に時報へ電話をかけてきた人と会話ができる」
という現象がまれに発生した。

まだインターネットやツーショットダイアルが普及していなかった時代に、
見ず知らずの人との会話を楽しめるこの現象は
当時の中高生の間で瞬く間に知れ渡り、
深夜になると親の目を盗んで時報に電話をかける若者が続出した。
この現象は電電公社がNTTになった時期に
交換機が改修されたのかまったく見られないようになった。

だ、そうです。

今回、小噺的なモノは思いつかなかった。

黒電話

2008年11月21日 00時23分32秒 | 時事メモ
10年後にはなくなっていると思う物。

ランキング→ここをクリック

そう言えば……
「テレビのチャンネルを回す」
って今でも言うけど、本当に「回転させていた」いた時代があった事を
若い世代は知らないのかも知れない。

でも、さすがに「電話のダイヤルを回す」って表現はもう聞かないね。

さて。「ダイヤルを回す」以前の話。

大昔、電話回線は交換手と呼ばれる人間が手動で繋いでいたが、
時は1888年。

「ダイヤルをひとつ回す度に相手先が絞り込まれていき、
 最終的に相手の番号を全部回し終わると向こうにつながる」
という画期的なシステムが発明され、今の電話の原型ができる。

この自動交換機と呼ばれるシステムは誰が発明したのか?

Almon Brown Strowgerと言う名の人物で、
本職は葬儀屋だったらしい。

以下、かなり信憑性は低いが、伝説。

「おかしい……」
彼は、街に2件ある葬儀屋の内の一件だったが、
ある時から、パタリと仕事が来なくなった。

「しかし……」
もう一件の葬儀屋が繁盛しているのは尚おかしい」
調べてみると、ライバル葬儀屋の奥さんがその原因だった。

彼女は電話局の交換手として、働いており、
仕事の電話は全部、自分の所に繋いでいた。

「許せない!」
と思った彼は一念発起し、電話の自動交換機の発明者となった。

えーと。

それで思い出したけど、昔の電話回線は「混線」を起こす事があって、
「他人の通話」が聞こえてくる事があった。

……じゃあ、また明日。

既得権

2008年11月20日 00時05分43秒 | 時事メモ
以下、コピペ。

”ドイツほど煙突掃除人という職業が特権を得ている国はない。
「近代的なガス暖房があるので、煙突を使用せず、煤がでることはない」
という家庭でも、煙突掃除人を拒絶することはできない。
「煙突掃除法」という法律があるためだ。

この法律に従って全国には約8000の「煙突掃除地区」が指定され、
煙突掃除人が割り当てられている。
自治体から担当地区の割り当てを受けるためには
12年ほど待たなければならないが、割り当てをもらえば、
競争もなく安定収入を得られる「殿様商売」だ。
しかし、EUはこれを市場独占だとして、ドイツに対して改革を求めており、
ドイツは2006年12月中に改革案を提出する。”

以上、コピペ終了。

以下、今日のニュースから。

ドイツ伝統の黒い職人服に身を包み、
長いロープにタワシを付けて煙突の内部を掃除する。
本格的な冬が到来するのを前に、
ドイツの旧式家屋に設置されている煙突の掃除に関する法律
が変更されることになった。

もともと、ナチス時代に制定され、
ドイツの煙突掃除職人の既得権益を守っていた法律でもあったが、
欧州連合(EU)の圧力もあって、外国の職人に自由参入を認めることになった。

「煙突掃除法」は、独裁者ヒトラーが政権をとった1930年代に制定された。
ナチス幹部のヒムラーが導入したことに象徴されるように、
当時、職人は生粋のドイツ人に限られ、
ナチス政権に反抗的な世帯を監視する役目も担っていた。

戦後の69年にこの法律を引き継いだ旧西ドイツは法改正を行い、
条文上は外国人の参入も認められることになった。
しかし、国内は統一後も煙突掃除業界によって
7888カ所の「煙突掃除区」に分割され、
各世帯が掃除を頼む場合には、地元の職人に依頼せざるを得ないなど、
事実上、外国人を締め出す内容となっていた。

 競争原理が働かないため、
フランスでは専門業者が人口100万人あたり3社しか存在しないのに対して、
ドイツには97社も存在した。
職人の態度も自然と横柄となり、ドイツ国内でも批判が沸き起こっていた。

 EUは2003年から、ドイツ政府に法改正を要求。
ドイツ連邦参議院(上院)が最近、改正法案を可決した。

 ドイツ国民は今後、分割区以外の職人も自由に選べるほか、
これまで“ぬるま湯”につかっていたドイツの職人も、競争激化に備え、
副職を持つことが可能となった。
煙突掃除の料金は、1回150ユーロ(約1万8000円)前後。
早くも、安い賃金で働くポーランド職人が、
ドイツ進出を狙っていると指摘されている。



煙突掃除人、何故か? ヨーロッパでは「縁起物」である。

本田美奈子 チム・チム・チェリー "CHIM CHIM CHER-RR"


そう言えば、正月の獅子舞……中身はバイトの外人だった、っての見た事あるな。

データを読む。

2008年11月19日 00時02分32秒 | 時事メモ
大雑把に日本の年間対外国輸出入量を調べてみた。

輸出超過分を+
輸入超過分を-とする。

儲けさせてもらっている国々。

アメリカ +9兆
韓国 +2.6兆
台湾 +2.7兆
英国 +1兆

 以下、多くのヨーロッパ、アジア諸国
 に対して日本は黒字(輸出超過)である。

まあ、トントンな国。

ドイツ +2292億
フランス -1567億

日本が貢いでいる国々。

豪州 -1.8兆
中国 -3兆
サウジ -3兆
アラブ -3兆 
カタール -1.5兆
イラン -1.2兆
クエート -1.0兆

まとめ:
日本人はほとんどの国から搾取しているが、
何故か? イスラム教徒には貢ぐ傾向がある。

誰々詐欺

2008年11月17日 23時19分26秒 | フィクション
ここに来て半年が経つが、
未だに人の顔と名前が憶えられない。

最大の理由は人種や民族がバラバラで、
国籍や言語も良くわからない人が多いから、
と思っていたが、俺の方にもかなり問題がある……らしい。

先週もこんな事があった。

「おーい! &%$君!」
(えーと。この人はH本さんだっけ?)
どこかで見たような人だけど、ハッキリとは思い出せない。
呼びかける声もどこか訛っていて良く聞き取れない。
しかし、他に誰もいないし、俺に話しかけている事だけは確かだ。
「なんでしょうか?」
「実は上江戸さんがね。ああ。そうか」
彼はふと思い出したように言う。
「ええ?」
「君は知らないかもしれないけどな。経理に上江戸さんと言う人がいて」
「はい」
どうやら、その上江戸さんの父君が先日、お亡くなりになったらしい。
「そこでお悔やみとして社員一人500円づつ出す事になったんだが……」
「そうですか。お気の毒に」
この会社は人の出入りが激しく、パートや派遣も多い。
俺はあまり深く考えず、500円玉を差し出した。

「なんか、最近、良く人が亡くなりますねえ」
この前もネパール人のチュパジュニさんの身内が
お亡くなりになったとの事で、集金係りがやってきたっけ。

休憩時間、M部長に話をそんな話をふると、
部長はちょっと怪訝そうな顔をして言った。
「そうかあ? チュパジュニの身内の他に最近、誰か死んだっけ?」
「いや、ついさっきも上江戸さんのお父さんが無くなったって聞きましたよ」
「上江戸さん? そんな社員いねえよ」
「え? さっき、確かにそう聞きましたよ」
「一体、誰に聞いたんだ?」
「えーと。確かH本さんです」
俺は言葉巧みに500円を取られた様子を部長に細々と説明した。
「……という次第です」
「ふーむ」
M部長は考え込むような顔をして腕組みをした。
「H本さんがねえ。で、そもそも一番不思議なのは」
「はい?」
「そのH本って誰よ?」
「いや、さっき来た人、H本さんじゃなかったでしたっけ?」
「それが誰だかは知らないが、H本なんてヤツ、この会社にいねえぞ」
「おかしいなあ。どっかで見たような人だと思ったけど」
「どんなヤツだ?」
「まあ、言ってみれば……」

「誰だよ。これ?」
「え? ここの人じゃないんですか?」
「知らねえよ]

こうして、まんまと500円せしめられたが……
彼は一体、何者だったのか? 未だに釈然としない。

香具師外伝(地獄の芋ヅル編)

2008年11月16日 22時00分43秒 | 時事メモ
APA(アパ・グループ)代表取締役、外谷氏↑


で、この↑ワイン(シャンパンかな?)グラスを手にした○○が、その夫人

最近聞いた「アパグループ」がらみの事件って、
これでしょ?→ここをクリック

この社長・元谷と幕僚長・田母神は
日本を語るワインの会に於いて10年来の付き合いがあったらしい。

しかし、アパグループって。

なんか聞いた事あるし、過去にも、何かやらかしたよねえ?

ググッてみりゃあ、こんな画面が出てくる。


ほほう。これはこれは。既に別件で有名じゃないの。

「他のキーワード」を見て思い出した。

2006年の耐震偽装事件。

どーせ、「姉歯のカツラ」しか、記憶に無いだろうが...

2005・11・29耐震偽装事件証人喚問 藤田東吾氏と小嶋進氏


国会の証人喚問で小嶋社長に怒鳴られていた
藤田東吾氏(民間指定確認検査機関のイーホームズ社長)
を憶えているだろうか?

2006年10月18日、
彼は東京地裁から耐震偽装事件で有罪判決を受けた後の記者会見
で「爆弾発言」をした。

フューザー(小嶋社長の)の他に、
マンション販売・ホテル経営をしているアパグループの物件
にも耐震強度の偽装がある。

という内容だったが、もちろん、アパグループは全面否定している。

後に藤田東吾は語る。

「10月18日に、僕が語った司法クラブでの発言を、
 99%のマスコミは黙殺しました。
 まさか、この事実も黙殺してしまうのでしょうか。
 許してよいとはとても思えません。
 私は、イーホームズの代表者として、一国民として、
 国家に巣食う者を弾劾します。
 安倍総理大臣お力を発揮してください。
 日本のマスコミには期待できません。
 とは言え、私一人の力では及びません。
 どうか、日本の皆様も、力をお貸し下さい。お願い致します」

結局、今日に至るまでウヤムヤになっているけど、
藤田が弾劾した「国家に巣食う者」って、コイツら↓の事?

日本を語るワインの会


で、これが最新の面子らしい。↓


確か、鳩山由紀夫って「政権交代を実現する会」だよね?
(何も変わらないよ)