レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

クライモリ

2023年07月27日 19時32分28秒 | ホラー

「クライモリ」
原題:WRONG TURN
2003年 アメリカ/ドイツ 84分
■監督:
 ロブ・シュミット
■出演:
 エリザ・ドゥシュク
 デズモンド・ハリントン
 エマニュエル・シュリーキー
 ジェレミー・シスト

●あらすじ
全体の75%が森林に覆われているウェストヴァージニア州。
暗く鬱蒼とした樹海の中の山道を走っていたレンジローバーが突然のパンクで止まってしまう。
乗っていたのはカーリーとスコット、フランシーヌとエヴァンのふた組のカップル、
それに失恋したばかりのジェシー。彼らはジェシーを元気づけようとキャンプに向かう途中だった。
車から降りた5人の目の前で、今度は後ろから走ってきたマスタングが追突、2台とも大破してしまう。
幸い乗っていた医学生のクリスは無事だったが、携帯もつながらない奥深い森の中で、
6人は完全に立ち往生してしまう…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ずっと前から面白いとの評判は聞いていたが、長らく観てなかった作品。
全6作のシリーズになっている事も知らなかったし、リメイク版が存在する事も知らなかった。
タイトルから想像するにずっと夜の暗い森の中の話なのかと思ってたけど、全然そんな事なくて
むしろ昼のシーンの方が多かった。夜のシーンも明るくて見やすかったので、そこは大変良かった。
内容の方はほとんど「サランドラ」である。
劇中の台詞にも「サランドラを観た事あるか」等と出てくるくらいなので、そこはむしろ意識的と言う事であろう。
実際本作は1970年代のホラー映画の雰囲気を目指して制作したとの事なので
ならば余計に「サランドラ」を意識している事であろう。
脚本自体はシンプルながら、演出がテンポ良くて見やすく、上映時間が短い事もあいまってサクっと最後まで観れてしまう。
反面登場人物たちが相当おバカな行動を繰り返して、生き残る気あるのかとこちらに思わせるのも
実はそういった面も1970年代の映画を意識して、あえてそうしてたのかもしれない。
とにかく本作はホラー・ファンにはオススメの一作。
しかしこの後のシリーズ作に、本作をどう繋げていくのかは気になる終わり方をしていて楽しみ。
全然関係ない名前だけの続編の可能性も高いと思っているが、実際どうなっているかが気になるね。

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