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《 リアル 大相撲 ルポ 》 「第30弾・宇良篇」[追記版] 彼にとって、九州場所、2日目。相手の3段目32枚目の豊翔。宇良、慎重に相手を見てとって・・・・また、一気に!

2018-11-14 19:50:20 | 相撲

 本日、宇良(うら)の出番、午後0時20分。

  取り組みが、始まる直前、

 写真左下に、ササッと、スチール・男性カメラマン、3人が素早く来て、カメラ構えて、陣取った。

 宇良は、写真右側。左は、豊翔(ゆたかしょう)。三段目に、もう、5年もいる、

 幕下に上がれる見込みは・・・・・・。

  宇良。いつも以上に、慎重に、スローモー。相手の手を、定めている印象。

  んんん・・・・・ゆっくりと、腰をおろし・・・・

  ところが、始まるや、わずか、2秒。

 一気に、突き出して、完勝。豊翔は、勢いついて、はるか遠くに、飛んでった!

 宇良が、勝ち名乗りを受けるや、カメラマンも、腰かがめて、すぐ去って行った。

 他の、三段目力士には、目もくれずに・・・・・

 これで、2勝。

 明日の出番は、う~ん・・・・

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 取り組み後、取材陣に囲まれて・・・

 「今日は、うまくいきました」

 「落ち着いて、前へ出る相撲が、取れたような気がします」

 「初日より、内容は、良かったように、思います」

 「先場所は、勝ちより内容に、こだわって取っていたような気がしますが、今場所は、とにかく、勝ちにこだわっていきたい」

 「何としてでも、勝ちたい!」

 「全力を出さないと、勝ってはいけないという地位ですから。みんな、強いので」

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 7戦全勝し、且つ、優勝決定戦にからみ、優勝を手にしなければ、来場所の初場所。幕下に上がるのは、厳しいことは、本人が、一番自覚しているはず。

 それだけに、一番も、取りこぼしは出来ない。

 まだまだ、いばらの道は、続く・・・・・

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 明日、15日。

 宇良。お休みです。取り組み、ありません。

 稀勢の里も、・・・・・お休み?

 永遠に、お休みかなあ・・・・・・・・

 なお、この日の「豊翔」戦。また、動画で、まんま、観られます!

 


《 リアル 児童養護施設 ルポ 》 母子の問題を、施設や児童を綿密に取材して書いた、新井まさみの最高秀作「一時帰宅」。さらに本日14日夜11時から「ねほりん、ぱほりん」で、児童養護児がホンネと実態告白

2018-11-14 19:13:12 | 真偽を求めて・・・こころ旅

 先日、素晴らしい出来栄えの、ドキュメンタリー・タッチの、ラジオドラマを聴き、ラスト、涙がにじんだ。

 NHK-FMの、土曜、夜10時から、同50分までの、「FMシアター」という、定例番組。

 その11月10日。

 「一時帰宅」という、題名。

 その、一時帰宅というのは、戸籍上は母である女性からの暴力や、感情激しての迫害と、虐待に、問題有りと判断され、緊急避難的に、「児童養護施設」に収容された小学校6年生の男児が、久々に許可が出て、母親に会いに行き、一時帰宅するのだが・・・・。

  ( 番組、紹介ホームページ より )

 脚本は、新井まさみ。女性。

 京都市に産まれ、塾の講師の仕事をしながら、29歳の時、シナリオ・コンクールに応募。最終選考まで、残った。

 結婚もして、31歳で出産。長女を育てながら、大阪のシナリオ学校に通い続けた。 

 昨年6月、退職し、シナリオ・ライター専業になる。

 私は、知らなかったが、これまで、数々のラジオ&テレビドラマの脚本賞を、受賞している、優秀な書き手。

 が、すべて、見聞きしていない。現在、45歳。

 多くの賞を獲っていたというのは、先の「一時帰宅」を聴いたあとに、検索して分かったこと。

 この作品。彼女が、児童養護施設を、直接、綿密に取材。

 そこで得た、「事実」を踏まえ、決して、円満解決、良かったねえ、幸せになって・・・などという、流れには、まったく、なっていない。

 ドラマ、というより、ドキュメンタリーと、評した方が、当たっていると想う。

 様々な、深刻な、根深い現実を、突き付けて、終わる。

 私自身、旧友が、児童養護施設で、長年働いており、きれいごとでは収まらない、実際のハナシを聞いていた。

 さらに、映画「誰も知らない」のネタになった、実際の事件のその後、とりわけ、子ども達の今が、どうなっているのか?を、足しげく現場に通い、当時の児童養護施設職員にも取材して、記事化。

 近年は、日本テレビ系で、連続ドラマ「明日、ママがいない」の、あまりのデタラメさにあきれ、どうして、施設や、子ども達を、まともに取材もしないで、松田沙也なる女が批判の嵐の渦巻くなか、脚本をまかされたのか?

 どこも書かない、驚きの、その背景を追い、記事化した。 

 追うなかで、改めて、今の、東京都、及び、その近辺の児童養護施設を取材。

 なので、そこいら辺の記者よりは、事実を知っている、 だから・・・・この「一時帰宅」の、素晴らしい完成度に、感心もした。女性演出家の、川恵美の力量も、素晴らしい。

 コレは、間違いなく、何らかの賞を取るであろうと想う。

 驚いたのは、母の役に扮したのが、三倉茉奈(まな)、32歳、

 ん?と、気付いた読者も、いるはず。

 そう、あの、双子の「マナカナ」の、マナだ。佳奈の方は、すでに結婚したが、彼女の方は、まだ独身…ながら、声の方で、オトコに弱く、だらしのない、我が子への、狂気の虐待心を、常にはらむ母を、見事に、演じていた。

 他の、出演者。

 二宮輝生、三浦誠己、中井友陽、とおやま優子、岩田和大、藤本力、丹羽文雄、落合叶多、青山美空、江尻遼。みんな、素晴らしい、リアリティあふれる熱演を、聴かせてくれた

 名古屋放送局制作だが、脚本そのものが、新井の手による、自然な関西弁で書かれており、大阪が舞台のままになっている。

 ラストに流れる、エンディング・テーマ曲を演奏し、歌う、タテ タカコの歌声には、泣けた、

 こんな秀作に、巡り逢えるのは、久々だった。

 そして、この番組が、今、「聴き逃し」で、聴けます!

 来週、19日、月曜日の、正午まで。

 だまされたつもりで、聴いてみてください。最高っす!

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 そして、もう、ひとつ。

 先週、まさに、偶然、水曜日の午後11時。

 今の、Eテレ。かつての、教育テレビ。そこ観たら、ブタが出てた。もちろん、人形。

  番組名は、「ねほりん ぱほりん」。これまた、関西弁で、話している、

 ん?と、思ったら、ヤクザの組長に扮して、全篇、ホンネで、裏話、実話を告白。

 これが、メチャ面白い!

   根掘り葉掘り、聞くのは、これまた動物のモグラの、メスと、オス。

 声は、山里亮太と、YOU。

 そう、YOUは、先の「誰も知らない」で、オトコに走り、子ども3人を捨てる母を、演じたヒト。

 実生活でも、子育て、メチャクチャ、自由奔放。間違っても、良い母親とは言い難い、

 その2人が、声で、この、今夜14日、夜11時から、根掘り葉掘り聞くのは、児童養護施設で育った子。

  どんな実話が、飛び出すか?

 ヤクザもそうだったが、取材を重ねた末に、実話を重ねて、構成したモノを、話す・・・・はず。

 興味ある方は、観てください。

 同局の、「チコちゃん」もそうだが、どぎついハナシも、着ぐるみや、人形だと、うまく、緩和され、しのげる。

 その手が、あったか!と、思いつつ・・・・

 この、永遠に解決しえない、根深い問題の、手がかり、理解の、取っ掛かりには、なると想います

 

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 ≪ 2018・12・28 追記 ≫

 「一時帰宅」。

 聴きたい方。you tube で、聴けました。

 興味のある方。是非、聴いてみてください