こんにちは！リライブのオオバです。
コンピューター界のカリスマで
アップル社の元ＣＥＯ、
スティーブ・ジョブズ氏が先日亡くなりました。
パーソナルコンピューターの概念や
マウスで画面を操作する仕組みを世の中に定着させ、
近年はモバイル端末の革新を先導してきたパイオニア。
私などのコンピューター好きな人間にとっては、
まさに『巨星墜つ』といった感があります。
ジョブズ氏の死によって、
彼の過去の言動が世界的に注目を集めました。
世に名を馳せた経営者には一流の思想家が多いですが、
彼が遺した言葉もまた素晴らしいものです。
私のような凡人には、
ただ憧れるしかないものも多いのですが、
コンピューター云々は関係なく、
普遍的な哲学として心に響く言葉もありました。
そんな中から、私が最も感銘を受けた言葉。
『もし今日が人生最後の日だとしたら、
今日やろうとしていることを私は本当にやりたいだろうか。
答えがノーの日が続くと、何かを変える必要がある。』
禅への造詣も深かったジョブズ氏。
癌が発見されてからも
闘病しつつ仕事を続けた彼の晩年は、
死と向き合った日々でもありました。
有限の命を認識することで、
自分の人生を精一杯生きるために、
今のままでいいのか、
何をしたら良いのか考えることができる。
毎日にただ流されていくのではなく、
そういう意識を持つことが大事なのだと思います。
ただし、人には安定を求める気持ちもあります。
今の生活にどこか不満や退屈さを抱えながらも、
不安定への変化を恐れて、
何かを変える一歩を踏み出せないことも
多いのではないでしょうか。
でも、もし明日死ぬとしたら、
その時、やりたいことを精一杯やった人生だったと
笑うことができるかどうか。
「あれをやっておけばよかったな」
「あの時、ああしておけば…」
そんな思いを抱えつつこの世を去るのは悲しい気がします。
ジョブス氏はこうも言っています。
『あなたの時間は限られている。
他の誰かの人生を生きて無駄にしてはいけない。』
リライブに通っている受講生のみなさんは、
まさに全員が『自分が本当にやりたいこと』のために
踏み出した人たちです。
子供の頃から憧れだったパン屋で働きたい。
見ただけで嬉しくなるお菓子が作れるようになりたい。
くつろぎの空間があるカフェを経営したい。
夢や目標は一人ひとり異なりますが、
みなさんが自分の目標に向けてしっかりと頑張っています。
仕事と勉強を両立させたり、
遠方から時間と労力をかけて通ってきたり…
それは決して楽な事ではありませんが、
『本当にやりたいこと』のために頑張るみなさんは、
本当に輝いています。
そして開業や就職などの目標を達成して
『やりたいこと』を現実にした卒業生たちの笑顔を見るにつけ、
私自身、
その支援に携わるリライブの仕事にやりがいを感じ、
自分自身も今まさに
「本当にやりたいこと」をやっているのだと実感しています。
もしあなたが、
食の世界に自分のやりたいことを感じつつも、
それが叶わない現実に悩んでいるなら、
まずは一歩、踏み出してみてはどうでしょうか。
私たちはきっとその力になれると思います。
『最も重要な事は、
あなたの心や直感に従う勇気をもつことだ。
心や直感は、あなたが本当は何になりたいのか既に知っている。』
-----Steve Jobs 1955-2011