みんなのリライブPark ~リライブフードアカデミー~

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日曜ビックバラエティ ドリームショップTV放映裏話

2008年10月20日 | 今日の『オシゴト』

リライブフードアカデミー代表小川正浩です。
先日、放映された日曜ビックバラエティ、すぐに多くの反響があり、非常に嬉しく思っています。
本当にテレビ東京スタッフの皆様、ありがとうございました。
そして、テレビ番組に向けて、ご協力頂いたライズコーポレーションの田中社長様、また、キュウーハンの望月所長、タニコーの北野課長様をはじめ、各お取引先の皆様、本当にありがとうございました。

番組内容に関しても、私も知らない加藤家の協力の模様など、一般の方にもわかりやすく、共感がもてるものに仕上がっているように思います。
そして、加藤さんに限らず「第2の人生」というテーマも、私共が追い求めるもので、今後もこのような事例をどんどん世の中に広めていって欲しいと思っています。

しかしテレビという性質上、パン店の開業を目指す人達や誤解を与えてしまう箇所や、実情と異なると、感じるところもあり、裏話として少しお話したいと思います。
まず、加藤さんが当初抱いていた目標は放映にあったように「5万~7万」 というものでした。
 何故、こんなに差があるかというと、この撮影時は物件もまだ決定しておらず、当たり前ですが、物件の大きさや人員体制、家賃によって売上目標は変化致します。それで加藤さんが「5万~7万」と答えたのですが、この「7万」というキーワードが一人歩きしてしった感がありました。

リライブには今まで撤退者がいないのは、その各々の生活や状況に合わせた目標設定を行うのがまず前提です。
ご興味のある方は、実際の加藤さんの最終的な売上計画をごらん下さい。http://www.re-live.com/pdf/salesplan_type_kato.pdf
加藤さんの実際の運営シミュレーションでは、最低の売上目標3万9千円になっており、これでも加藤さんは実質的な400万を超えており、ローンを払った上でも20万の生活費を確保できます。
もちろん原価率等はある程度の期間をかけて理想的な数値にするものもありますが、基本的には5万円の売上でも、加藤君の実質的な収入(利益と家賃としての返済金とキャッシュフローを加えたもの)では、50万以上確保できますし、7万の売上があると、1人社員を雇っても、加藤君の実質的な年収は800万近くになってしまい、加藤君の製造能力を考えても一人の製造体制では現実的ではない数値になってしまいます。
 ですから、加藤君の当初の売上目標は3.9万であり、これはある程度は順調に確保できています。今後は、軌道に乗った後の売上目標の5万円もある程度の見込みで達成できる状況でがんばっていますので、それだけは加藤さんの名誉のために伝えておきたかったのです。
もちろん、加藤さんの店もいろいろな課題があり、それをクリアしていくことで7万円の売上は見込める店舗になるとは思っていますよ!頑張れ!あとは、一つ一つの機材の価格が定価になっていたり(税込の総額はあっていました。)

卒業生の内海さんが出ていたのに「リライブの卒業生」という記載がなく、間口にこだわる繁盛店のシビアなオーナーになっていたりとテレビならではのハラハラどきどきや、自分のテレビ写りを見てショックを受けたりしましたが、全体的には、非常に面白くさすがにテレビ番組の奥深さを味わいました。
本当にありがとうございます。

ご覧いになった方は感想をぜひ、聞きたいので気軽にコメントしてください。直接メールでもOKです。info@re-live.com

受講生で見られなかった!という方には、貸出もできるので、言ってください。それでは。