goo blog サービス終了のお知らせ 

烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

行きがけに,正油ラーメン

2010-05-29 20:34:17 | そとめし;ラーメン
で,近間(前記事つながり).バイクショップに向う通り道で腹ごしらえ.工場長に任せれば,あとは待つだけなんだけどネ (^^;)ゞ

券売機,今日は“正油(+きくらげ多め)”を,ポチっとナ.カウンターに着き,いつもの“薄め”でお願い!

此方の三味(私の基本はしお;味薄め+木耳多め)をマイ・スタンダードと呼べる 幸せ(勝手にですが… ^^;)ゞ.
  … ご馳走さまでした (b^ ')o

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3480031/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと訪問,“青山滋鶏 こっこ家”@札幌/新琴似で“塩ラーメン&ミニたまご丼セット”

2010-04-18 19:18:00 | そとめし;ラーメン
昨年秋の開店以来気になってはいたものの,お邪魔せぬまま雪が積もって融けた.図ずも好機到来,屯田の大規模スーパーに坊主のスーツ受け取りがてら,一寸足を延ばしてお初の此方.ご存知,当別/青山;“とりたま食堂 こっこ家”さんの2号店.テーブル席・カウンター・小上り,一寸居酒屋さんっぽい店内.


口開け直後なので席には余裕があり,テーブルのひとつに落ち着かせていただくと,ホールのお嬢さんがお冷やを持ってきてくれた.本店のようなセミセルフではなく,各席毎にオーダーを受け配膳してくれるようだ.お馴染みの一品が並ぶメニューに,ラーメンとミニ丼のセットが目を惹く.更に,促すように張られたPOP,“ラーメンとミニ丼セット50円引(キャンペーンかレギュラーかは未確認)”.こりゃ,喰わんワケにはいかんでしょう (^ ')b
二人ともラーメンはお気入の塩をセレクト,私はたまご丼,坊主は親子丼をチョイス.空いていたこともあるのだろう,タイムラグ無く供された4品.私の“ミニ卵丼セット”,とても柔和なお顔立ち.


先ずはラーメン,いただきます! ズッとスープをひと啜り…
… ん? なんか,ちょっと,強い?
久々だからかなぁ.去年最後に青山の本店で頂いた時(2号店開店前)よりも旨味とアタリが強いように感じる.麺の具合もちょっぴり固め,美味い! 私同様こっこ家さん贔屓の坊主(親子丼お初)もご満悦のようだ.

たまご丼はお初.やっぱり“卵だく!”レンゲで掬って頂きます.つるりとした白味の舌触り,こっくりとした黄味の甘味.卵の旨さがダイレクト.ただ,親子のように鶏肉から来る押しが無い分,アタリはもう少しだけ強めなほうが私好みなんだけど.

何の彼のと言いつつも,ワシワシ・ウマウマ喰ってると,坊主がハタと小首を傾げた.曰く,“当たっちゃった (^ ')b”.
差出す指先見れば,ほんの小さな骨片ひとつ.ウチの食事ではこんなモン,アタリマエに噛砕いて喰っちゃうんだけど… こっこ家経験それなりだけど,目の前(他のお客様含め)で“当り”が出たのは初めてで,折角だから記念に“えんたま”ひとつ,頂きました.


いや,美味かった.ご馳走様.それにしても,引掛りは確かめねば… 今期初ぷちツー,厚田・当別方面;恒例の青山で昼メシは,決定事項です (^^;)ゞ


p.s.: 惜しむらく,2010年8月に閉店されました.

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0102/A010201/1025908/
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“味の大王総本店”@苫小牧/植苗で“醤油ラーメン”

2010-04-06 22:53:26 | そとめし;ラーメン

年度明け早々の外回り作業.午前中,鵡川~勇払方面.正午過ぎ終了,札幌向きR36沿い.
13時ちょっと,植苗あたり.と,なれば昼飯はコチラ.平日時分ちょい過ぎながら,結構広い駐車場と店内は4割程度の埋まり具合.食券買ってカウンター.

四半世紀以上前には“カレーラーメン”はまだ認知度が低く,当時(多分今も)ラーメンに関してコンサヴァティヴであった私はコチラ(当時は苫小牧市街に本店があり,植苗は支店だったはず)でも味噌や醤油ばかり頂いていた.暫くお邪魔する機会を得ないまま,話題のカレーラーメンを頂いたのはホンの数年前.ウマかった~.


などと回顧するうち供された“醤油ラーメン;¥720-”.
衒いのない面構え. 早速,いただきます!
結構黒めな醤油スープ.たまり系と思しき醤油だれのアタックが強めだが,出汁のコクも十分感じられる.ちょっと酸味がちなところは好みが分かれそうだが,私的にはなかなか旨い.
麺は札幌系よりも黄色みがやや淡い中太縮れ.風味にクセが無く,しなやかな中にもコシがあるのでスープを選ばないと思う.カレーラーメンのバランスの良さも,このあたりから来ているのかもしれない.具材もそれぞれ強い押しのあるものではないが,全体に纏り良く仕上がったラーメンだと思う.


サイドにお願いした“キトビロニンニクギョウザ;¥360-”.
肉汁溢れる,ほどのジューシーさはないが,その名の通りキトビロ(ギョウジャニンニク)の風味が利いて私好み.卓上の“ギョーザ用昆布塩”を酢に溶き,ラー油をたっぷり滴らしていただくと美味い.

美味しかった.ごちそうさま.この出汁と麺ならば,おそらくは“塩”も美味しいはずと思うのだが…
如何せん,時分過ぎの店内は芳しいカレーの香りに充ち満ちており,カレーラーメンの選択を強力に促す雰囲気となっている.次回はきっと,誘惑に負けちゃうんだろうなァ (^^)ゞ

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010802/1003490/

p.s.:
カメラの撮影モード設定を間違ったため,近景画像が全て後ピンになってしまいました.
大きな画像をアップできず,すみません m(_ _)m
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上げてなかったお店たち

2010-03-14 12:07:09 | そとめし;ラーメン
小欄でラーメンネタを取り上げはじめて2年が過ぎたが,その間にお邪魔して,美味しいと思いながらも(大概は時間的理由で)取り上げていないお店が幾つか残っていた.埋め記事的で,載せさせて頂いたお店には大変失礼ながら,備忘として訪問順に掲載しておくことにする.

先ずは“とみ川”@富良野/麓郷(初訪:2008/08/11)から.

“石臼挽き中華そば”をいただきました.
美味い“かけそば”だね,コレは.甘汁もイイ.その意味では,具材はメンマと青味でも充分かな.好みで“月見”にできれば嬉しい.すっきり辛汁で薬味だけの“もり”仕立もゼヒ,やってくれないかなァ.
食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0104/A010403/1008382/


以下,順次…

“純連”@札幌/澄川(再訪:2008/10/26).

“正油ラーメン”をいただきました.
同族別店より落着いた味わいだと思う.アタリ強めの油濃い目(本人比)だが,浮ついた感が無く美味しい.とは言え,拙庵から遥遥出向くには道中誘惑が多すぎる.
食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0103/A010303/1000031/


“おぢぢ”@札幌/ラーメン横丁(再訪:2009/01/16).

“味噌ラーメン”をいただきました.
ぺーぺー社員だった頃,先代のファンだった上司に連れて行ってもらい,バブリーな飲み会〆に欠かせなかったお店.昔ながらで地味だけど,酔客の喧騒(当時のジブンを棚に上げれば)を除けば素直にウマいと思うんだけどなァ (^^;)ゞ…
食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1011761/


“初代”@小樽/臨港線沿い(再訪:2009/05/04).

御店主のハンドリングで“醤油ラーメン”をいただきました.
醤油のアタリは結構ストレート(一寸しょっぱい;あくまで当人比).もう少しだけ控えめなほうが出汁の素性が際立つと思う.美味しいんだけど,此処では私は,塩系のほうが好き (^^;)
食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010601/1000282/


“蜂屋;五条創業店”@旭川/買い物公園近く(再訪:2009/06/27)

“ちゃーしゅー,(脂)濃くして!”いただきました.
“創業店”に改名した当初から大分戻ったけど,昔初めて喰った頃はもっと臭旨かったな.“支店”時代の店を預かってたおっちゃんの味が懐かしい.“創業店”ならば,セットメニューは無い方が潔いかとも思う(本店にも無いケド;何たる生意気な放言 ^^;).丼の底の文字も一寸気恥ずかしいし… とは言え,やっぱりハズせないなァ (^^;)ゞ
食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0104/A010401/1000269/


“一善や”@名寄/西條近く(初訪:2009/09/19)

初訪は“熟成醤油・チャーシュートッピング”をいただきました.
しゃっきり茹上げられた“加藤ラーメン”製の旭川麺が,抑制の効いた豚骨醤油スープをよく持上げて実に美味い! 肉の旨味に満ちた,大判の薄切りチャーシューも秀逸.即座に再訪決定 (o^ ')b

早速の再訪(2009/09/24)は“あさりとん塩”“いつもの奴”をいただきました.
浅蜊の風味が突出しすぎることなくスープを底上げする.“いつもの奴”にもベストマッチ! 出汁がらに終わらないぷりぷりの浅蜊の仕上げも見事.ラーメンには本来“殻モノ”を入れるべきでないと考えるが,剥身でトッピングしたら火が通りすぎちゃうしなぁ (^^;)…

怒涛の三度目(2009/09/27)は“焦がし醤油・チャーシュートッピング”をいただきました.
“焦がしラード”は強すぎず,スープに程好いパンチを与えている.“焦がしとん塩(同道実食)”のほうが,焦がしの風味はより際立つかな. 3食+@,何れも甲乙つけ難し.

御夫婦(?)で営む,丁寧な仕事を感じさせてくれるお店.中小路にあって目立たず,駐車場も少ないので寄り易いお店ではないが,近くを訪れたら,必ずやまた,お邪魔したい.
食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/4246459/


“菅家”@札幌/サツエキ近く(再訪:2010/03/04)

“岡本ラーメン;塩”をいただきました.
岩海苔好きの私には嬉しい一杯.“岩海苔ハ,調味料ダッ!(岡本太郎調)”
食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010101/1003553/


p.s.:今後も,積残しができれば折をみて書止めておきたい.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半年ぶりかな?“麺武 はちまき屋”@札幌/太平で“みそラーメン”

2010-02-28 23:35:53 | そとめし;ラーメン

日曜,夕飯仕入れの道すがら.昨年9月以来の“はちまき屋”さん(前回アップは昨年1月).11時の口開け直後に到着,券売機の前で一寸だけ迷い“みそ+きくらげ多め;¥700+30-”ポチっとナ!
因みに同道は坊主が“みそ大盛+ねぎ多め;¥700+100+50-),つれあいは“しお;¥700-”
カウンター奥には一組2名さま.“お好きな席にどうぞ”とバイトさんに促され,厨房で鍋を振る大将に“御無沙汰御免”の目礼送りつつ手前寄りのカウンターに落着く.食券渡しがてら,三人供いつものオーダー“薄めでお願い (^^)”. … 調理の間,さらに数組のお客様がご入店.

“ラーメン,通りまーす!”.いつもの通しでご登場,“みそラーメン;木耳多め”の面構え.そう言えば,小欄では初めてか (^^;)
… 早速,頂きまーす!


スープ一啜り. ん! 美味い.
甘味を抑えた麹味噌(多分).何気無く利かされた山椒が風味に締まりと粒立ち,爽やかな切れを添える.裏打ちする出汁は豚の旨味と野菜の甘味豊かながら端正でさらりとした喉越し.加えて確りと丼に蓋をしながらしつこくはない脂(&or 油?).
プリ・シコの心地良さと風味を感じさせつつスープに確り寄り添う麺.三枚ロールと小間切の風合が異なるチャーシュー・しっとりした味付けのメンマ・水っぽさ無く歯触りの良い木耳・目と舌には障りもしないがきっちりスープを支える炒めモヤシ,爽やかな香味の白髪葱.そして,そんな些細を殊更感じさせないのがきっとこのお店の美味さなのだろう.


何時もながら満足です.“ご馳走様”だけ声に出し,大将・女将さん・バイトさん,今日も美味しく,いただきました (o^ ')b

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3480031/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再訪,“昌龍”@札幌/里塚で“白みそラーメン”

2010-02-14 23:27:58 | そとめし;ラーメン
ゆったり起きた穏やかな日曜.つれあい予ての Checked Up,古着の店に坊主同道伺ってみることに.
10時半過ぎ拙庵発,向かうは平岡.EAT(到着予想)11時過ぎとなれば先ずは腹拵え.道すがら,目当ての店の真向いには“雅”の支店もあるが敢てスルー,年末伺ってもう一味を確かめたかった此方.アライバル11時ちょい過ぎ,丁度暖簾が揚ったところ.口開け,私たち3人のみ.


醤油に行くテもあったが,やはり前訪で予想した“白みそ;¥650-”をオーダー.つれあいは“塩;¥650-”,坊主は前回私が頂いた“みそ(赤味噌系)と半炒飯のセット;¥850-”をお願いする.前訪と変わらぬ親父サンのお点前,“ファイヤー!”二度三度.炒飯の鍋を振り,盛付は女将さんとの連携.タイムラグ無く供された4品,“白みそラーメン”の真ッ当な面構え(一寸赤めだけど ^^;).  …おォぉ,頂きまーす!


… 美味しいです.エクスクラメーションなんざ要らない,至極当り前の美味しさ (^^)
懐しい一寸甘目の味噌だれ(個人的に大当り)・結構層を成しているのだけれどしつこさを感じない油・しゃきしゃき感を残した青臭くないモヤシ… That's, Good, Old Sapporo's 味噌ラーメン!.
みそ同様,たれのナンバン(唐辛子)の香味が立ち気味で,個人的にはもう少し控えめが好みだが,これもお店のアイデンティティーと言うべきだろう.とっても美味しく,いただきました (o^ ')b

店舗情報が少ないお店なので体験上老婆(翁)心ながら記せば,
①開店は概ね11時・②日曜は営業日・③木曜日は恐らく定休ではない,と言ったところ. 宜しければお確かめ下さい.
食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0103/A010304/1027070/



… で,お目当ての古着屋さん.当方持参,ごみ袋一杯の古着売却価格は二百数十円.人様の御役にたてれば何より.私は皮ジャンをGet(中国製;当日値付¥5,000-,キャンペーンで更に 30% Off!)!  胸にパッチをカスタマイズして,来シーズン,原チャリぷちツーのメインギアとして大いに活躍して頂こう.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほぼ一年ぶり,“爐(いろり)”@札幌/北5西6で,5年ぶりかな?の“醤油らーめん”

2010-01-15 23:52:08 | そとめし;ラーメン

午前中,中央区で用務.職場への帰りがけ,迷わずコチラ.偶さか来る身としては,フラッグシップの“スペシャルらーめん”をオーダーしたいところだが,今回はそこを敢えて堪え,初心の“醤油らーめん(¥750-)”をお願いする.
思えば路面店であった頃の此方では,スペシャルを頂く贅沢は十回に一度も無かっただろう.釜前のカウンター,茹上げた麺を中華鍋に沸かした出汁に潜らす二代目の手際を眺めつつ暫し.供された“醤油ラーメン”の面構え.


移転して暫くの頃,“スペシャル”の黒さは圧倒的になったが,反面ノーマル(私は此方では醤油味以外を頂く事は稀だが)の“焦がしラード”コーティングがやや薄くなった時期があって,若気であった私のオーダーはよりインパクトの強いスペシャルに傾いていた.
今回の醤油.流石にスペシャルほど黒くは無いが,白濁した淡い褐色の豚骨醤油スープとマーブルの対比を為す“焦がしラード”のテクスチャは,風味は異なるものの旭川“蜂屋”を彷彿する.
今日ビの造り込んだ味に馴れた舌には呆気ないだろうほどさらりとした豚骨出汁.札幌に於ける濁り豚骨出汁の萌芽の様を今更にして顧る想いがする.“何モ彼モ皆,懐カシイ…”(自爆).
旧知に馴染み,“カレーライスのスプーン(事実,此方では今もカレーライスを供している)”はレンゲに置き換えられていた.スープをたっぷり啜るには確かにこちらが良いのだが,味噌やスペシャルに添えられる挽肉を残らず掬い上げるにはスプーンの方が向いている.残す事に頓着の無い世代には関係無かろうし,基本,丼持ち上げて啜り切る私にもまた,ドーデモイイことなのだが…

堪能しました.ご馳走様!
思えば,見てくれでは3味の区別が付かないラーメンに,私は惹かれ続けて来たのではなかったか?
“富公”に始まり“爐”に“蜂屋五条支店(もともと正味のみで味噌は最近だが,裏メニューで塩は随分前から有った)”etc.…  冠した調味料故の色合いや味を凌駕する,その店固有の一本気な意匠.
各味ごとに出汁を変え麺を変え,手管尽して供される美味しい一品には及びもつかぬかも知れないが,そんな愚直なラーメンが,私はやっぱり好きなのである.

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010101/1000319/
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010 初ラー,“麺や けせらせら”@札幌/太平で“塩らぁめん”

2010-01-10 23:03:57 | そとめし;ラーメン

休日,スーパーへの買い物ついで.'10 初ラーにして初訪のこちら.気鋭のお店として夙に名高いが,太平ではついつい5-3に足が向いてしまいがちで懸案のまま.拙庵初ラーには相応しいだろう.
気負いすぎてのシャッター前(駐車場が少ないとの情報で確実を期した故もあるが… 後続の諸兄,御免 ^^;)ゞ
カウンターに着き,殆ど決め打ちの注文.私とつれあいで“塩二つ,おねが…”言う間有らばこそ,品書筆頭の味噌に気を奪われたかと思った坊主が“もう一つ,大盛りで!” …散らなかった (--;)

丁寧・確実なご店主の手際眺めつつ暫し.供された“塩らぁめん”,何とも柔和な御顔立.


見た目のとおり,味わいもまた限りなく穏やかだ.浅学にして“鶏白湯”なる仕立のラーメン自体が初見ゆえ比較対象を持たないが,丁寧に取られた出汁だと言う事だけは直感的にわかる.塩気もまた一切のカドが無い.
そしてこの粘度.対流が抑制されるためか,火傷する程でない適度な熱さが持続する.予想よりやや柔目に茹でられた麺も粘度の高いスープのおかげでタレが少ない.バラチャーシューをはじめとする具材も控えめの味付ながら気の配られたもので,丼一杯,調和の乱れが無い.

美味しかった.ご馳走様.正直なところを言わせて頂くなら,私はもう一寸だけ,“引っかかり”のある味が好みかな.その意味では,醤油のほうがより私好みでありそうな予感がある.一寸やそっとで崩れる出汁では無さそうなので,味噌も是非試してみたい.つけ麺を頂くのは,それからでも遅くは無いだろう.

お店の名前,ショップカードに配された“知足”の落款.意気や好し!
雪が溶けたらチャリでお邪魔したいお店が,また一つ増えた (^^)b

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0102/A010201/1009525/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“昌龍”@札幌/里塚緑ヶ丘で“みそラーメン”

2009-12-26 21:32:03 | そとめし;ラーメン
先日午前中,清田方面外勤帰りに立寄ったお店.7・8年前こっち方面の作業中,気が付いたものの何気過ぎる外観ゆえ何度も遣り過し,挙句友人には“寄らなかったの?あそこ美味いんだゼ!”と詰られる始末.好機に及び,確かめねば…


平日正午一寸前.暖簾潜れば逆L字カウンター(10席程度)と小上り(4名卓×2).親父サン,懐っこそうな笑顔で“いらっしゃい!”.
カウンターにはバラけて二名様,既にご注文をお召上り.端近のカウンター;釜前の親父サンを横様に見て着席.小上り壁の品書き,三味はみそ筆頭に正油・塩,加えて白みそ.ここまで全て¥650-.各ラーメンとミニチャーハンのセット(¥850-),幾つかの外連,定食や丼類も数種ずつ有り.筆頭のみそラーメンをお願いする.
“ファイヤー”系とは聞いていたが,此方のやり方は独特だ.鍋に油を熱し,徐,モヤシを一撮み.“ぱらり:ボゥ!…”, さらに“ぱらり:ボゥ!・ぱらり:ボゥ!”. 出汁を注いで一気に煮立ったところで更にモヤシを一掴み.ざっと煮立てながら焦げ過ぎたモヤシを除き,タレを仕込んだ丼に注ぐ. あ,そのテがあったか!ウチのコンロで出来るかも知れない.今度,試してみよう.親父サン,有難う(^^)b!
味噌ダレを丼に量り入れるのは,狸小路七丁目に通った私には懐しのアレ;此方ではカチャカチャしないけど.麺をそば揚げで湯切ったら,盛付は女将さんとの連係プレー.


さてさて来ました赤ら顔,みそラーメンの面構え. 先ずはスープを一啜り…
お,けっこう味噌が来る.赤い米味噌単体でなく,麹味噌と豆味噌(八丁系)のブレンドかな.千歳“王将”の“赤味噌ラーメン”を髣髴するが,豆味噌のアタックは此方のほうが穏やかだ.代わりに一味の香味が立っている.出汁自体は割合さらっとした感じで喉越し好く,炒めモヤシの香ばしさも手伝って美味い.油の膜はそこそこ有るが,適度な味噌の渋味でしつこいとは感じない.
麺は黄色く中太の縮れ.茹上げ・啜り心地良し. しゃきしゃきのモヤシ,戻し具合の良い若布は,豆味噌の風味にベストマッチ. 腿チャーシューはかっちりとした仕上り.旨味の幾分かは,出汁か醤油ダレに回ったかな? スープにどっぷり沈めて頂くのがヨロシ. メンマはちょっと硬め,節際の混じるもご愛嬌.
何ともクラシカルな風情漂う,気骨ある札幌みそラーメンだ.

いやあ,美味かった.ご馳走様! 私にはアタリが強めなので,失礼ながらスープを少し残させて頂いたが,小ライスがあれば完飲モノだ.これならきっと“正油”も美味いし,おそらく“白みそ”は殆ど私のツボだろう.また是非に,お邪魔させていただきます!

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0103/A010304/1027070/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“前井食堂”@厚沢部町本町で“みそチャーシューメン”

2009-11-21 21:10:54 | そとめし;ラーメン

上ノ国方面への1泊2日,小雪ちらつく半日作業を終え札幌向き.江差から落部に抜ける道すがら,札幌ローカルのTV紹介で気になっていたコチラ,“前井食堂”さん.
ちょっきり昼ごろ現着,見れば店前の駐車場(5~6台位か?)はほぼ埋まり,今しも鼻先突っ込もうとする1台も.R227 を挟んで筋向いの駐車場(こちらも5~6台?)にレンタのバンを停める.

暖簾潜ればカウンター・テーブル・小上り,既に7割方のお客様.同道と二人,いちばん端近のテーブルに.みそ味はキメ打ちだが,デフォはチャーシューレスとの情報なのでチャーシュー仕様.

厨房は男女合せて4~5人,釜前は当代と思しきおニイさん.ホールのお姉ちゃん共々,皆さんキビキビと気持ち良い.何気に貼られたシーナ隊長“ももんがあ”色紙眺めつつ暫し.


供された“みそチャーシューメン”の面構え.
  … あれ? モヤシが無い ??
TV紹介されたみそラーメンには,挽肉(と人参・玉葱)入りの炒めモヤシがトッピングされていたと記憶するが… 

とまれ,スープを一啜り…  ん! 美味い (^^)b!
鶏ガラ主体と思われるシンプルな出汁に少し甘めの白味噌ダレ.野菜の甘味も感じる.タレに仕込んだナンバン(赤唐辛子)の香味が好みよりはやや立ち気味だが,炒めモヤシが載ったらきっと丁度好い具合になることだろう.
自家製と言う麺は中細全くストレート.やや柔目だが茹で具合ではなく,麺自体の性格だろう.つるつると喉越し良く麦がふわりと鼻に抜け,思わずスープを追いかける.箸とレンゲが止まらない.
チャーシューは歯応え程好くスープと共に噛締めれば肉の旨味がじわりと解け,肩ロース特有の脂身がさらりと甘い.薄味メンマのしゃきしゃきした歯応えも心地良い.
熱い丼・暖かくやわらかな味わいに凍えた指先が解け,強張った肩の力が抜けてゆく.何気無い一杯が,かえって本当に有難い.


ああ美味しかった.ご馳走様! 勘定を払う段で炒めモヤシの一件に合点.チャーシューメンはすべて700円.しお・しょう油ラーメンは500円で,みそは550円だから,モヤシレスでバランスすると言うワケね.でも,モヤシ入りも頂いてみたかったなあ…

それにしても,この出汁・この麺ならば,しおラーメンもきっと私好みに違いない.隣の客人が頼んだ,レトロな黄色いカレーもそそられるし… 当座,こっち方面に業務の予定が無いのが恨めしい q(^^;)

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010502/1025125/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする