いつ頃からだろうか干し柿作りを始めたのは、もう10年にはなるかも・・・
毎年11月になると干し柿を作るのが面倒と思いながら、人様に干し柿をあげた時の嬉しそうな顔を見ると
今年も作ろうという気になり渋柿を14キロ75個も買ってしまったが、これで終わりではないのです。
毎年、渋柿を多い年で40キロ、少ない年でも30キロは買って今年は少なくしようと思ってたのですが
いざ14キロで75個という事は、この倍ないと沢山の人にあげれないのです。
以前は皮を剥くのが苦にならなかったのですが、今日剥いてて大変だと思うようになりました。
今迄はラッシーパパに手伝って貰ったのは、竿を組み立て渋柿を竿に吊るす時だけでしたが
私が渋柿の皮を剥いてる時にラッシーパパが手伝おうかと言ってくれたので、皮剥きをお願いしました。
普段から手伝ってと言えば何でも嫌がらずに手伝ってくれるのですが、食べ物に興味が無い人で食事の支度だけは嫌がるのでピーラー(皮剥き器)など持った事が無いのですが
私も包丁で皮を剥き、二人で皮を剥いた渋柿を綱に結んでから熱湯消毒して、吊るすのはラッシーパパに任せました。
綱に結んだ渋柿をかびさせない為に5,6秒熱湯消毒した後に竿に吊るしますが
その時に出る灰汁で水が赤く染まります。
この写真は1箱分の灰汁ですので、もう1度取り替えました。
やっと干し終わりましたが、初め1時間位は私一人で皮を剥いてましたが
ラッシーパパが手伝ってくれても4時間弱、掛かってしまったので
一人でやってたら相当な時間が掛かりますね。
段々、大変と思うのは歳を摂ったからなのでしょうが、出来上がり迄には未だ未だ手を掛けなければ
美味しい干し柿にはならないので頑張らないと
これでも一昨年までは渋柿を干す為に2階のベランダに、かなりの重さに耐えられるようなガッシリした吊るし竿?を作らなければならず
それに掛かる時間が1時間くらい掛かってましたが、外に置いてある布団干しに使ってた洋服掛けに
去年から吊ってるので、その分楽になりました。
何故、私がこんなに干し柿作りに頑張れるのか、それは差し上げると何方も、高くて買えないと喜んでくれるし嬉しそうな顔を見たいからです。
前回のブログに長い事、手芸をやる気が起きずにいたのですが
やっとやる気が出てきて作りたい作品も決まり、ネットで注文した物が届きました。
作りたい作品とは先日、裏磐梯のホテルの通路で観た「傘福のお雛様」
日本の三大吊るし飾りと言えば、江戸時代から続く静岡県東伊豆町稲取「雛のつるし飾り」
山形県酒田市「傘福」・福岡県柳川市「さげもん」に伝わる“つるし飾り”ですが
私が今迄作ってた吊るし飾りは稲取「吊るし飾り」でした。
何処の吊るし飾りも殆ど違いは無いのですが、大きな違いは吊るす輪でしょうか
今回、私が作りたいのは山形の酒田市で作られてる傘を利用した作品で傘福
私は静岡県東伊豆町稲取「雛のつるし飾り」と福岡県柳川市「さげもん」は何回か観てるのですが
山形県酒田市「傘福」は観た事が無いのです。
その為、材料と本をネットで取り寄せました。
ウサギのお嫁さんを仕上げました。
どのように出来上がるのか自分にも分からないないのですが、出来上がったら見て下さいね。