皆様、トンボロ現象ってご存知ですか?
天道よしみが歌っている珍島物語り歌詞にあるように
海が割れるのよ 道ができるのよ島と島とが つながるの
このトンボロ現象は韓国でしか観られないと思っていたのですが日本でも観られる事を知りました。
西伊豆で観れる事を知ってから西伊豆を通る時は、あの「堂ヶ島温泉ホテル」に泊まって
トンボロ現象を観たいと思っていたのですが、我が家にしては金額を張り込まねばならず
海外ならビジネスよりエコノミーで2回行きたい方の私なので
なかなか実現出来なかったのですが、ようやく実現しました
ホテルの眼の前に見える三四郎島は、潮の干満によって幅30mの瀬が現れたり なくなったりする
日本でも非常に珍しいトンボロ現象が見られる海岸だそうです。
手術をしてから歩くのが楽しくて、あちこち遊び回っているので「伊東の家」にもなかなか行けず
西伊豆に行くなら「伊東の家」にも寄って空気の入れ替えをしなければ家屋の痛みが早くなる・・・
「西伊豆観光協会」でトンボロ現象は何時起こり歩ける日にちは何時なのかを訊きました。
6日(木)7日(金)と連泊で予約を取り、八王子の家を出発しましたが
遠周りになるけれど海が観たいので海沿いを走っていたら
白浜で「スプライト」のCMの撮影をしていたので、休みがてら見学しました。
期待していたホテルなのでワクワクでしたが、思ってた以上の景色で
ホテルの裏庭からは直接海岸に出られ、三四郎島は目の前です。
このホテル、着いてすぐに二日分の柄物の浴衣を選ぶのですが、帯付きです。
着物大好きの銀河さんなら大喜びするでしょうね。
でも私では帯が窮屈
トンボロ現象になるのは翌日の11時頃なのですが、ホテルが立派なので散策してから露天風呂へ・・・
露天風呂からの眺めで、今迄で一番素敵な眺めかも・・・・
私、ホテルや旅館に泊まっても夜と朝にお風呂に入る程度で、回数はそれ程入らないのですが
この露天風呂は何回も入りましたが1人の時が多く、MY露天風呂のよう・・・
どんな食事を食べさせてくれるのか夕食が待ち遠しかったですね。
期待に違わず美味しくて食べ切れなかった
西伊豆と言えば夕焼けですが、生憎の曇り空で夕焼けは観れなかった
でも西伊豆は何回も来てて、去年観たので良しとしよう・・・
7日(金)の朝の天気は雨がポツリポツリ、7時頃島を観ると少しづつ潮が引き始めていました。
朝食が終わり、9時頃には道が出来てます。
この道、簡単に渡れると思っていたのが大間違い、石がゴロゴロで苔が付いているし滑るしで
ラッシーパパが車の中に置いてあるストックと運動靴を取りに行ってくれたほど・・・
他の方も苦労して歩いてましたし、中には転ぶ方もいらっしゃいました
三四郎島には歩いて渡れるのですが、他のホテルや旅館の宿泊客の方は別の入口から歩く事になります。
朝の内は小降りの雨でしたがだんだん明るくなってきたので予定通り「高通山」(519メートル)に上ります。
最近の私は伊豆の地理に詳しくなってきて、ハイキングコースなどもかなり調べてあります。
その中の一つが、この「高通山」(たかとおりやま)なのですが、夢路さんも行ってます。
私と夢路さんと大きく違うところは、私が歩いた高通公園から高通山までの距離は
夢路さんが歩いた高通公園から雲見入谷までの距離の1/4位でしょうか・・・
最初はもう少し歩く予定でしたが、この高通山はマイナーらしく高通公園の駐車場を訊いても
地元の人でも知らず、行き過ぎて戻って来たりでウロウロしてしまい
お弁当を買おうとコンビにを探しても見当たらず、いい加減嫌になっていたのですが
「松崎町観光協会」に行って詳しく聴き、コンビニもありお弁当を調達やっと行く気が出て来ました。
観光協会の人が言うには、「天気も良くないし高通山まで行って折り返した方が無難ですよ」
これが正解でした。
結構急な階段ばかり続くのです。
途中で休み休みお弁当も食べ、往復二時間のハイキングでした。
山頂に着いた時には陽も当たってきましたが、残念ながら「富士山」は見れませんでした。
ホテルに帰って又あの素晴らしい露天風呂に入れると思うと気持ちも軽やか
ホテル内のロビーには岡本太郎画伯の壁画がお出迎えしてくれます。
夕食・朝食ともに美味しく戴きました。
チェックアウトしロビーには沢山のお見送りの方達がいて、私達二人の為に深々と頭を下げ
お見送りをしてくれるので一寸セレブの気分を味わいさせて貰いました。
こんなに夢見心地の気分で帰れるのですから、又機会があったら是非利用したいホテルでした。
それから「伊東の家」に行き、梅の木に鈴なりに生ってる梅を採るのですが
この落とし方が難しくて、只太い棒で叩き落すのですから下に落ちた梅は傷が付き
8,9キロ位採れたと思いますが、こんな梅では人様にあげる事も出来ません。
伊東で1泊してから帰って来ましたが、帰るとすぐに梅の処理をしなくてはいけません。
傷が付いてるのでこの日の内に処理しないと、益々悪くなってしまいます。
良いと思われる梅で梅酒を3、5キロ・梅ジュースを1キロ作り
残りの傷ついた梅で梅ジャムを作りました。
これだけで半日掛かってしまいましたがホットしましたね。
この梅ジュースは前回の記事の時の梅ジュースです。