魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

不思議なお店-盈進(えいしん)

2017年11月02日 | 美味しいもの
わが大浦には未だに明治時代のこんな廃墟が残っています。







で、そのすぐそばにあるのが松が枝町にある「盈進(えいしん)」。
初訪問です。

地元ネタはあまり書かないのだけど、この際書いておきましょう。



何といっても「カレー 300円」(税込み)!!!

学食かー?!と突っ込みたくなりますね。

でもどこか怖くて行きそびれていたところ、長崎経済新聞の記事(クリック)を見てそのうち
行ってみようかねー、と思っていました。



そしてようやく出撃です。


しかし何で店名にすごく読みにくい漢字を使う?
(普通は覚えやすく読みやすい名前にするよね)




さて、意を決して入ると・・・ほぼ満席状態!

作業員姿のお兄さん方やサラリーマンの方でいっぱい。

みんな安いので知ってるんだよねー。



メニューは壁に。




で、なぜか不思議なことに、お昼を食べに来た人たちの半分くらいは「定食」。

店内のどこを見ても定食の文字はない・・・なのに定食。

ごはんにみそ汁に、2皿にいろいろ乗ったおかずみたいだった。会計はどうやら600円のようだ。

う~ん、わからない。何で書かない!




忙しいランチタイム、気さくな女性店主?がひとりで切り盛りして大変のようでした。

でも安いし、カレー10杯売ったところで3000円だしー。ここはデフレ地帯かっ!
(だから面白そうで寄ってみた私ではある



カレーがやってきました。



おお、普通のカレーだ。
懐かしいパターンのカレー。シンプルにちゃんと美味しくいただけました。


夜は居酒屋になってるようだけど、どう考えてもミステリアスなお店だ。
なぜかその部分に興味が出てしまう。
もう一度定食を狙ってみるか、それともひっそりと飲みに行こうか。





ささやかにおまけ。





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麻婆豆腐探索-よこはま-フェヴレACブル

2017年11月01日 | ワイン ~2019年
よこはま。長崎にあるのに「よこはま」。

何でか分かりません。

でも長崎市諏訪町にある「よこはま 眼鏡橋店」。



このあたりは下町情緒あふれる界隈です。
ここのちゃんぽんは美味しいです。長崎で最も白濁しています。


メニューを見ると・・・ありました!

そうです、麻婆豆腐です。


最近カレーの仲間として探索している麻婆。

いくっきゃない。

もちろんオーダー時には「辛くお願いします」のひと言を添えました。




四川の味付けはありませんが、それなりに美味しいです。
スープも良い。

これに餃子も頼んだのですが、写真撮り忘れです。

美味しいのでごはんもおかわりをしてしまいました。





そして夜はこれ。




2015 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(フェヴレ)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、2千円台)

ブルゴーニュの2015年ものの試飲です。
見かけたらいろいろ試していこうと思っています。

香りはチェリー、フランボワーズ、イチゴ、スグリに赤い花、花の蜜、肉も少し。
とてもきれいでワクワクさせます。


味わいはチャーミングで可憐な果実味が弾けます。飲み込むと鼻の先できれいな花が咲いた
ような美しさを感じます。厚みやボリューム感はないもののとてもきれいで嬉しくなります。
酸味がきれいで良いためなのでしょうか。そしてタンニンは細かいです。
よく熟した果実ならではの味がします。


このワインはこれから1~2年はまとまりが出て、少し濃く感じるように変化すると思います。
しかし長命ではないかもしれません。でも少なくとも5年以内はすごく美味しく飲めます。
ネゴシアンものでも偉大な2015年のフェヴレ。まずはこの極めて一般的なACブルゴーニュから
スタートしてはいかがでしょう。これから先、この上のクラスを飲むことがあるわけですが、
美味しいのは確実なのでとても楽しみとなりました。


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