goo blog サービス終了のお知らせ 

魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

なんば-反則パストゥグラン

2017年11月14日 | ワイン ~2020年
V・ファーレン長崎の昇格でルンルンなるよね。

美味しいもの食べたくなるよね。


そんなわけで、今日はこちらへ。

長崎市宝町にある「なんば」。やっぱカレーさ。



最近黒ネコがいる。大人しい。



オーダーは「ココナッツチキンカレー 辛さ増しでー!」。

きましたよ。



マッサマンも良いけどこれもなかなかだ。
ホントはトムヤムクンライスを食べたいのだが、予約が必要。
いつもその日の仕事の都合や、気分もあわせて行くので予約となるとなかなか・・・。
でもこのココナッツチキンすごく美味しいですよ~。





さて襟を正して、夜はこれ。
緊張の試飲。




2015 ブルゴーニュ パストゥグラン(ジャイエ・ジル)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ&ガメ種、赤、2千円台半ば)


香りをひと嗅ぎした時点で卒倒!!! なにこれ~~~!
これピノの香りじゃない。カベルネみたいだよ。しかもオークが乗っている。
イチゴ、プラム、ブラックチェリーなどのフルーツに甘草、バニラ、コショウ、エステルなど。
これ、ヤバいです。


味わいはこのクラスとしては猛烈な厚みと充実した果実味。タンニンはしっかりとあり、
しかも甘さを感じ、酸は程良く果実味に覆われバランスが取れています。が、これは
ピノ・ノワールとかパストゥグランのそういったクラスのバランスではありません。
尋常でなくヤバいです。猛烈に美味しいです。

逆に「おかしいやろ~!」って言葉を発してしまいました。
明らかにおかしいです。これ、ブラインドで出されたら・・・困ります!
そんな異常なワインです。でもやたらと美味しい。

この上のクラスとか・・・どうなるとやろう??? 恐ろしいです。


やはり2015年はモノが違いそう。14年は野性味あふれる生き生きとした味わいでしたが
白と同様に、15年は王道のレッドカーペットを歩くような実に堂々としたワインでしょう。
これ飲んでピノやガメを語って欲しくありません。規格外です。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする