魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ペタヴェル プラティナ ピノ

2006年06月09日 | ワイン ~2019年
2003 Pettavel Platina Pinot-Noir
   ペタヴェル プラティナ ピノ・ノワール(豪、、赤、2千円と少し)

スクリューキャップの憎いヤツです。
ある程度軽やかで疲れません。香りも赤系ベリーにライチとか、柿とか、
そんなフルーツの香りを混ぜたような感じで、ほどほどで特に強くもないですが
価格を考えると良いくらいです。

味わいは軽やかで優しいフルーツがふんわりと広がり、心地良く
チャーミングに楽しめます。私の好きな味わいです。
こんなワインが側にあると毎日がハッピーですよ。
ささやかな幸せを噛みしめましょう。
あんまり難しく考えないで、何となく、ダラダラと楽しめることこそ、
私の目指す 「幸せのワイン」
と言えるでしょうし、このワインはそれを満たしてくれると思います。

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3回目の練習

2006年06月08日 | 音楽
3月にはじめたトランペットも今回で3回目の練習。

毎日10分程度、ほんの少しのささやかな練習もあってか、
数センチは進歩しているようです。しかし、まだまだ。唇の筋力が弱い!
1時間半程度の練習で疲れるようでは、全盛期の4割程度しか回復して
いないでしょう。

今回は「フォルクローレ・フォー・バンド」って書いてあったので
多分、「吹奏楽のための民話」という曲じゃないかな?
結構この業界では有名な曲らしいです。
もしかしたら過去に(数十年前に)聴いたこともあるかも知れないけど
・・・・・。まっそんなもんよ。

楽譜渡されて5~10分で確認。練習。
前回みたいに音符上は難しくはなかったので、少しはやれました。
といっても突き詰めていくと、これはこれで表現は難しいんですけどね。

結構集中しましたよーー。だってまわりは現役やら、この曲をさんざんやった
人達ばかりですから。それに取り残されないように付いていくことになるんで
必死の集中で演奏しました。
何せこちらはブランク数十年、初見、へぼい、老体、の4拍子が揃って
逆無敵状態です。

この曲を定演では現吹奏楽部の人達と合同でやるかもしれないらしい。
もう親子ほども年が違うんだけど、もしも一緒に出来たら嬉しいな。
そういった世代や年代の違いも越えて楽しめたら良いと思う。
また、音楽が好きで今でもずっと現役で続けている人達も素晴らしいよね。
これは理屈ではなくて、その場にいれば分かり合えるような、サウンドと空気と
熱意みたいなものです。

さて次回に向けてさらに練習しておこうか。

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ブラルー シラーズ

2006年06月07日 | ワイン ~2019年
2003 Boolaroo Shiraz
   ブラルー シラーズ(豪、ヴィクトリア州、、赤、千円台前半)

本日はW杯でオーストラリアに勝ってほしいから、
敵を飲み干そうと言うことで・・・・・。

しかし、こいつうまいです。
スパイシーさを持ちながら濃厚で(価格の割に)重量感もあります。
ミディアム~黒系のベリーを感じさせ、ジューシーで中程度の満足度を
与えてくれます。価格を考えると悪くはなさそうです。

ただ、あまりに中庸過ぎて印象も薄い。
もっとキャラがあった方が記憶に残って印象深いだろうに。と考えてし
まいます。
長崎のどこのチャンポン屋でチャンポン食べても、実は大して変わらない
とえば大して変わらない。・・・そんなオーストラリアワインです。
でも、これは単純に美味しいワインであること。デイリーにはかなり
良い素材であることも意味するでしょうか。ササヤカニコレクライノシアワセ
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ヘイヴンズ シラー

2006年06月06日 | ワイン ~2019年
2000 Havens Syrah(USA、Napa Valley)
   ヘイヴンズ シラー、赤

結構昔から好きなワインです。ただ、3000円台半ばに近い価格です。
近年ヴィンテージは飲んでいなかったので、試飲してみました。
しかし、2000年です。本当は好みからすると02、03あたりの若さを
飲んでみたかったのですが、これしか入手できませんでした。

鉛筆の芯や、赤く甘い花、揮発性のハーブやスパイスの香り。イイネ~
飲む前からナイス!です。

飲んでみると濃厚でスパイシー、ハーブ感がたまりません。
ゴクン!と飲み込んだ後に広がるスパイシーな余韻は何とも言えない
心地良さ。土や皮、肉の様な風味と果実の厚みとが相まってシリアスな
部分も感じられます。2000年ということで、やや落ち着きもあり
浮ついた感じはしません。控えめなフルーツの甘さ、アーシーさもあり、
典型的カリフォルニアって感じも落ちてきていると思います。
黒系果実味とハーブ、皮、肉のハーモニーで美味しいのです。

若い頃ロックンローラーとか、なんとか族だった?人が、少し年を経て
落ち着いてきた・・・・けど、まだ若さは気持ちの中でしっかりあるよ!
みたいなワインです。(なんじゃそりゃ?)30代後半ワイルドな男のイメージか?

さて、このワインを愛でた人はHeaven(ワイン天国)へ行けるんでしょうか?
そうであればぜひとも取り扱いところです。
実は96、97年あたりは取り扱っていたのですが、00年はどうしようかな・・・?

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美味しい風景

2006年06月05日 | Weblog
今日は曇りであんまり景色は良くなかった。
日照不足でちょっと暗いのですが、外海町にある平ベーカリーから
海を見た風景です。肉眼ならもっと広く大きく視界が広がります。
この畑が葡萄畑なら最高でしょう。

私はバイクが大好きで、休みの日に走りに出かけるのも大好き。
かつては250ccに乗ったりしてたのですが、今は配達用のバイク。
でも案外良く走ります。(ガソリン高騰の昨今、燃費も良いです)

外海町は大好きなところで、秋から冬にかけては夕日が最高の
スポットです。見渡す限り海しか見えなくって、その水平線に夕日が落ちる
・・・・そんなポイントは案外少ないのです。必ず何か山があったり、
陸地があったり・・・・。

老後の夢は、今日一日を生きたご褒美に、水平線に沈む夕日を毎日見ながら、
お風呂に入って、大好きなワインを飲んで眠りにつくこと。
そんな場所に家というか、小さな小屋を建てて移り住みたいです。
これが出来れば最高なんだけどな・・・・・・。

天気の良い日の画像や夕日の美しい日の画像もそのうちアップしていきますね。
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あまりに理不尽な取り締まり

2006年06月03日 | Weblog
6月より駐車違反の取り締まりが、民間委託も含めて厳しくなった。

確かに迷惑駐車は取り締まって欲しいし、マナーの悪いドライバーもいるのは事実。
しかし、過ぎたるは及ばざるが如し。取り締まりももっと情があってもいいでしょう。

今日、知り合いから聞いた話ですが、
私の住む長崎は車が横付けできない家もかなり多いのが現状。
だから車を降りて、階段何十段か昇って・・・って多いんです。
駐車場も近くにはありません。

で、そんなところへ停めて、介護する人(たまたまボランティアだったらしい)
が要介護老人を自宅まで迎えに行って、病院やリハビリに連れて行くんだけど・・・・
その現場で「駐禁カード」キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!!!!!!!!! 。

今まであちこちで、何年も、そうやって、老人を介護しながら
生活してきた町だけど、もうやってられないからボランティアの人は
もうやめるらしい。これってどうなるんだ!

これは実は、他人事ではなくって、私の親も足が不自由。
その親を、病院まで車で運ぶんだけど、車を家の前につけて、
階段をそっとそっと降りて連れてくるのに、ある程度の時間はかかるだろう。
どう考えても。

道路の使用許可(工事などで使うことあり、印紙代1000円要るんだそうですよ)
っていう手もあるけど、日時もいつか決まっていない通院のために、そのつど、
取れというのはあまりに理不尽じゃないでしょうか?
何とかして欲しいです。ケース・バイ・ケースでその土地、その場面に応じた
取り締まりってあると思います。杓子定規に反則取ってたら、暮らして
いけないですね。どこかにゆとりを持って駐車も許せるスペースは
必要じゃないの???

あまりにえげつない法律なもんだから、文句書いちゃいました。
この法律考えた人は、どこでも車で行ける東京に住んで、しかも
運転手付きの車なんだろうなー。
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怪しいおっさんのラベル

2006年06月02日 | ワイン ~2019年
この怪しいおっさんのラベル、ちょっと変?
センスを疑いますが、イタリア人のことは分かりませんね。

さて今宵は 2004 バイオーネ(トレクセンタ)
イタリア、サルディーニャ島のカンノーナウ種(赤)です。
フランスではグルナッシュ種なのですが、この島では特有の個性を感じます。
深くて、ボルドーのような香りがします。
ミントや濃いインクを感じます。深くまで引き込まれそうな香りです。
やや濃厚で意外と広がりがあります。
果実に青っぽさがあって、カベルネ・フランを思い起こさせます。
ブラインドだったら多分、カベルネ・フランと答えそうです。

しかし、カンノーナウを見直しました。結構気に入ってます。
ただし、商売となるとこのワインはターゲットが狭いでしょう。
価格も2千円半ばで怪しいラベルを考えると、難しいかもしれませんね。

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意外と大変!商品管理

2006年06月01日 | ワイン ~2019年
ワインを商っていて思うことがあります。

商品管理が大変なんですよ!
本日は月末で棚卸し。全在庫を調べるのですが、これがまた嫌になるほど
うんざりします。全部横文字、フランス語、イタリア語、スペイン語、
ドイツ語、英語等々・・・・・ワイン名を聞いて一瞬、どこの何だったか?
ピンと来るまでに数秒かかります。(数秒で済めばまだいいか?)

やはり自分の脳内管理の行き届く程度のアイテム数、これ必須です。
いくら帳簿上はコンピューター管理でも、実際はワイン名を言われた時に、
お客様に説明できないと困るのです。

過剰在庫、余剰在庫の行方。
商売やってる方だったら分かると思いますが、必ず出ます。
ゼロってわけにはいきません。それをどうさばいていくか・・・・・。
まあ、大抵は飲んじゃってるんですが、出来るだけ出さないように
上手く回転させることも大切です。
幸い、当店は万が一売れ残った場合でも、自分が飲むぞ!というワインを
選んでいますし、販売規模も小さいので、それほど困ってどうしようもない
状態になったってことは、何とか今のところありません。
でも正直、いつそうなるかと思うと怖いですよ。

試飲(自腹)の多さと肝臓等の健康管理。
これはもう正直、やけくそ状態です。
でもお客さんの喜ぶ顔が見たいから?ってきれい事でしょうが、
もしくは、自分の仕事にある程度の満足感を持ちたいから・・・
というのも正直なところです。
納得のいくワインを売りたいじゃないですか。単純な理由です。

ってわけで本日も呪文のようなワインの名前を唱えながら
棚卸しに精を出したのでした。フウ~。






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