魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ワインセラーの入れ替え

2015年08月28日 | ワイン ~2019年
昨日、当店のワインセラーを入れ替えました。

当然中のワインを全部移し、入れ替えなければなりません。
作業も必死でした。


1代目のメインセラーは33年程度働いてくれました。今でもちゃんと動きます。
バックヤードに隠していました。かつてはアンリ・ジャイエもロマネ・コンティ他DRCも
ペトリュスやラフィットその他も眠っておりました。(今や過去形か)

が、昔のマシンなので電気代も食うし、音もうるさいし、フロンガスだって現在の規定とは
合致しないので、この際処分していただくことに。


お店に出していた2代目。

約18年働いてはくれましたが、ワイン用のセラーはコンプレッサーがフル稼働しないので、
もっともつはずだったと思います。が、根性なしだったのか、はずれだったのか、気を曲げたのか?
効きがかなり悪くなり、電気代もかかるし、ファンもギュンギュン音を出し始め(ベアリングの故障?)、
買い替えとなりました。


さよなら、がんばって働いてくれてありがとう。


1代目も2代目もそして新たな3代目も、さらにワイン部屋まで・・・
いろいろと使ってきましたが、「我が心は1代目のセラーにあり」と心の中で・・・(笑)
(この意味が分かる方はワイン通です。分からない方はこちらをクリック)



そして新セラー。

この中に何を入れていきましょう。
それは多分・・・いや、もちろん・・・お客様の喜びが入るのです。
これから入る美味しいワインたちに期待しましょう。


そしてこのワインセラーに向かってつぶやきました。
「よく来てくれました。このお店がいつか終わるまでよろしくお願いいたします。
あなた以外に代わりはいませんから」と。


・・・・・でもセラー代を捻出しなければなりません。これから先が思いやられます。
設備投資はどの会社だって、個人だって・・・大変なものです。
なにとぞよろしくお願いいたします。

基本的には変わっておりませんが、照明がすぐに点くのは嬉しかよ~。



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