USAワイン週間です。
試飲会以降、頂いたボトルや新たに開けてみる「USA強化週間」です。
さてと、
NV サッカリー プレアデスⅩⅧ
(USA、シラーブレンド、赤、3千円台)
このワインを初めて飲んだのが「プレアデス7」の時。
それから季節は巡り、毎年数字が増えていき、もう「プレアデス18」です。
確かに昔から個性は際立っていました。ショーン・サッカリーの造るクレイジー
なワインの入門編です。
かつての「7」の時の表情とは全く違いますが、きわめて個性的なところは確実
に受け継がれています。
香りはとてもスパイシーです。まずコショウ、シナモンやコーヒー豆、ヘーゼ
ルナッツなどがとても印象的。もちろんスグリ、スモモなどのフルーツも。
味わいはとても濃いタイプではなく、けれどしっかりとスパイシーさと旨味が乗り、
ふわふわと漂います。果実味はきれいでたゆたうように、しかししゃきっと切れ
があり、不思議な魅力があります。
この個性はどこにもないオンリー・ワンのもので、とても貴重だと思います。
クレイジーな造り手が放つ、ちょっとクレイジーだけど魅力あふれるワインです。
通常のワインベクトルとは違って、「なるほど、こんなのもアリなのか~!」的
なワインですので、自覚を新たに出来ることでしょう。
そうか、あれからもうそんなに時が経つのか・・・・・
天気に振り回される七夕のように、数年おきに適当に試飲しながら何気なく付き
合ってきたワインですが、また新たに魅力を発見した気がします。
在庫のキャパの関係上、すぐにではありませんが、そのうち入れておきます。