昨日悩んだ博多の試飲会は、結局行けなかったのでワインバカとしては
「根性なし」ですね。_| ̄|○
そんな残念会ともいうべき本日は、
2002 Givry 1er Clos de Choue (Chofflet Valdenaire)
ジヴリー 1er クロ・ド・シュ(ショフレ・ヴァルドネール)
ちょっと長い名前ですが、ブルゴーニュのドメーヌ・ショフレ・ヴァルドネールによる
ジヴリー村の1級畑です。
何とか3千円以内にとどまり、2千円台で1級畑が飲めるという今の相場としては
奇跡的なブルピノです。
香りは明るく開放的なベリーや柑橘系も少し含みながら、クリアでさわやか、旨味や
甘さも感じさせます。味わいは軽いながらも、明快、旨味が沸き上がってきます。
複雑味こそ、そう多くはありませんが、分かりやすく、良い感じのプルピノが
素直に楽しめるでしょう。

もうすぐ当店のラインナップに加わるかも知れません。
ところで、かつて近所に住む二十歳そこそこの若い男の子をワインの道に誘い
(仕込み?)、人生を狂わしてしまった?経験があります。
その彼も今やシニアソムリエとなり東京のお店で働いています。
今日は久しぶりにそのソムリエS君からTelがあり、先日のブルゴーニュの試飲会
(私は博多で出席、彼は東京にて。もう少し豪華なナインナップだったみたいです)
の意見交換をしてしまいました。嗜好品だけあって、多少の好みの違いはありますが、
新たな素晴らしい造り手、新星を発見したことは一致していました。
多分多くの業界の方がこの有望な造り手を紹介していくことでしょう。お楽しみに。