goo blog サービス終了のお知らせ 

頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

春が上に

2025年04月19日 | 紅葉
前回の続編です。
国道359号線沿線の里山が淡い緑の衣をまとい始めました。

地面近くから始まった植物の春のリレー、
いよいよアンカー、上層の樹木にバトンが渡ったようです。

頼成の森の代表的な高木の広葉樹を極端に絞れば、
コナラ、ホオノキ、タカノツメ

コナラは県内の里山で圧倒的に量が多い広葉樹
ホオノキもまあまあ見られる
タカノツメの多いのは頼成の森の特徴でしょうか

ホオノキ

タカノツメ


アズキナシ

オオウラジロノキ
もうすぐ花が咲き、秋には小さなリンゴのような果実を落とします

ユキグニミツバツツジが咲き始めました
新緑の中のアクセント、存在感があります


ブナの試験植栽林

ホオノキ台より砺波方面、主にコナラによる淡い淡い緑です



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春は下から

2025年04月17日 | 紅葉
4月6日の観察会で講師の長谷川さんが言っておられました。
「春は下から始まる」

植物が生きるためには光が必要、
上の木が光を遮る前に地面に近い方から葉や花が展開される。

下層で3月に咲いていたキクバオウレンは既に実支度を

そして、中層の樹木たちが葉を躍らせ始めました。
オオバクロモジ、リョウブ、ウリカエデ、ガマズミ類、

ネジキ

ウワミズザクラ

ユキグニミツバツツジ もうすぐ咲き始めそうです

緑はオオバクロモジ、上は、左ホオノキ、右コナラ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サクラ2種満開

2025年04月14日 | 紅葉
展示林ロータリー周辺のソメイヨシノと芝生広場のシダレザクラが満開です。

朝のシダレザクラは背景が暗くサクラに先に光が射します。
暗めの設定で撮ってみました。

展示林周辺

地面を見ると朝方閉じていたカタクリの花が反りかえっておりました

明日は雨予報、このサクラ2種は散り始めそうですが、
芝生広場裏のカスミザクラはつぼみが膨らんできた状態でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しだれ桜が咲き始めました

2025年04月06日 | 紅葉
森の中では、3月いち早くキンキマメザクラが咲いていました。

展示林ロータリー周辺のソメイヨシノは満開に近づいています。

芝生広場のしだれ桜3本、花が咲き始めました。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♡春♡の頼成の森観察会 2025

2025年04月06日 | 紅葉
本日、令和7年度最初のイベントを開催しました。
講師は、長谷川幹夫さん、県の森林研究所で長年広葉樹の研究に取り組まれ、県内全域の植生に詳しい森のスペシャリストです。

森林や樹木の生態・構造のほか、名前の由来、生活資材としての利用なと多角的な視点で解説頂きました。
ありがとうございました。

クロモジの花の解説

タンナサワフタギの解説(ユキツバキを添えてパチリ)

かつて貧弱だった里山がこれだけの森に復元した功労者、コナラ

地表にあるいろんな実の解説

解説頂いた樹木を思い出してみますと、上記の他、
キンキマメザクラ、キブシ、ヒサカキ、コブシ、ユキツバキ、シナノキ、オオウラジロノキ、アズキナシ、ダンコウバイ、タカノツメ、コシアブラ、ホオノキ、ネジキ、アカシデなど

長谷川さんには、♡秋♡の観察会もお願いしております。
またよろしくお願いします。

さて、本日は雨予報でした
昨年ブログで何回か触れました「館長の神通力」
遂に新年度になってリセットされたかと思われましたが、雨は一滴も降らず、時折日が射す良い天気、恐るべし

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする