この時期黄色い花が目立ちます。

森林科学館周辺で見かけた黄色い花を拾ってみました。
ニガナ
舌状花が5~6枚のものがニガナ
8~11枚のものが亜種のシロバナニガナ(黄色はハナニガナ)
とのことですが、見分けつけがたいものもあります


ブタナ
ヨーロッパ原産の帰化植物、首の長~いタンポポ

イワニガナ(ジシバリ)
ジシバリは茎が地面を縛るように覆うことから

コナスビ
萼と果実が小さいナスのようだそうです

コメツブツメクサ
ヨーロッパ原産の帰化植物、カマキリを添えて

ハハコグサ
春の七草の「ゴギョウ」

ウマノアシガタ(別名キンポウゲ)
昔、馬に履かせた藁の馬沓が花に似ていた・・・他諸説あり

イヌガラシ
アブラナ科、食味はカラシのような辛みありとのこと

花の多くは昆虫などを介して受粉する虫媒花です。
春にいち早く活動し始めるアブ、ハエ類などは黄色に敏感のようです。
この結果、黄色の花の植物が次世代に子孫を残し今に至るようです。
そう言えば、花しょうぶの花弁の基部も黄色。
この黄色がネクターガイド(蜜標)といわれ、ハナバチなどを吸い寄せます。
昭和のオヤジが赤ちょうちんに吸い込まれるごとく。