住職の独り言

~ご縁に触れて~

41年目の出発

2012年08月10日 | Weblog

S46、8.9 島根県から都市開教を目指し、

やっとの思いで宗教法人「天真寺」を開基。

初代住職として本山から任命を受け41年になります。

 

歌舞伎の六代目尾上菊五郎は鉄道の駅に着いた。

荷物を満載した荷車を駅員が大勢で押している。

やっとのことで動き出すと後は楽なもので、

一人の駅員が悠々と押して移動させた。

六代目は共の者に言ったという。

見たろう、初めに動かすのは大変だが、

いったん動き出せば苦もない。

「無から一を生み出すのはむずかしいが、

千から万を生むのは楽なものだ。車も芸も同じだな」と。

 

千葉組内にも開基住職は多くおられるが、

ご苦労の数々に頭が下がります。

~お念仏の声を子や孫へ~

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