住職の独り言

~ご縁に触れて~

沙羅双樹

2024年06月09日 | 独り言
今年も6月に入り沙羅双樹が咲き出しました。
(天真寺正面右の木)
沙羅双樹は、釈迦の入滅を悲しみ、双樹の各一本ずつが枯れ、鶴のように白くなって釈迦の死の床を覆ったとされる木。
平家物語では、沙羅双樹の花の色が一瞬のうちに変わることを、この世のものは絶えず変化していつまでも存在するものではない「無常」のたとえられますが、一夜にして何十個も花が散るので掃除が忙しくなります。


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