住職の独り言

~ご縁に触れて~

法名の位号

2008年11月29日 | Weblog
法名の位号とは、
釋○○の下に信士とか居士とか付けることを言います。

先日葬儀社から葬儀を依頼された。
その折、葬家では先祖代々「居士」が付いているので、
「居士を付けて下さい」との依頼である。

ご葬家に電話して私の所では、
宗門法規でも決まっており、
規定外法名である釋○○居士という法名は付けられません!
ハッキリ申し上げた。
家族と相談してみます…と申されたが、
結局この葬儀は他寺に依頼されたみたいで流れました。

何でもそうだろうけど、
最初の間違いや不備が子や孫にまで続いていく。

法名もそうだろうし、
仏壇の位牌(浄土真宗では過去帳)。
仏壇のお掛け軸も最初にキッチリ三幅掛けてあれば問題ないけど、
それに続く子や孫は、それが当たり前になってしまう。

コメント
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