King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

青い山

2013年06月04日 09時29分04秒 | 珈琲
新季節のブレンドは好評発売中です。

今の季節とはどんなイメージですか。

この空の下あなたならどんな珈琲を望みますか。

私は今の季節だと霧に包まれた山の上で迎えた朝を
イメージしたのです。

というのは、先月久しぶりに見た三峰神社の様子が
NHKの昼のニュースの後のライブ中継で見たからです。

私は5年間ほどこの山間の地で勤務したことがあり、三峰
山頂地域はいつも霧の中であったことが強烈に思い出され
ました。

五月から八月といった爽やかに感じる季節にも山はじっとりと
いつも霧に包まれていたのです。

秋の霧の中、冬の霧の中それぞれに雰囲気があり、どの季節
だから霧が晴れるというのではなく、たまたまふと気が付くと霧が
晴れるのです。

真夏でも谷から上がる風がいつも吹いていて涼しく、冬は一度雪が降ると
春までそれは融けません。

そして、今の季節山頭火が詠んだように分け入れど分け入れど
青い山です。

秩父の我が家からは常にその山がぐるりとまわりを囲っている
わけですが、晴れていようと雨で煙っていようと背骨のように
ごつごつとそれは厳然と横たわっているのてす。

さて、そんな夏の青い山を見て飲む味はどんなものか
試飲に訪れてみませんか。

季節のブレンド『青嶺』。好評発売中です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする