King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

毎日贅沢な朝

2018年02月26日 09時34分36秒 | 珈琲

連日日本のメダル獲得のニュースに明け暮れた平昌五輪も昨日で終わり、

最初は誰も韓国まで行くようなそぶりを見せずそんなに盛り上がらないのではと

思わせたものの、ふたを開けてみたらスポーツ面だけでなく政治的な注目や

感動ストーリーといつになくテレビの生中継など見ることになっていました。

最初は金確実と騒がれた選手たちも銅メダルだったり失格になったりと

なかなかメダル獲得のニュースもなかったものが一気にメダルラッシュの蓋開け

となったのがやはり女子アイススケートの選手たちでしょう。小平奈緒選手の

オリンピックレコードでの金とライバル(李相花(イ・サンファ)選手)との交流など

記憶に残る名シーンが本当に多く、高木美帆の金、銀、銅メダル、姉の高木 菜那

二つの金と今まで取れなかったものが果たされていく活躍と本命の人、羽生結弦選手の

金、宇野昌磨選手の銀という快挙と最後にカーリング女子の銅など本当に感動シーンが

目白押しでした。かつての長野オリンピックでの男子ジャブ団体の感動シーンと同様

記憶に残るオリンピックでした。これほど熱中してみた背景にはやはり時差がほとんどなく

生で感動シーンが放送されたことが大きかったのではないでしょうか。また一つ苦言を

挙げるなら日本人選手が出ていない競技などニュースに全くでないなど放送の仕方に

疑問を持ったことです。札幌五輪など私が印象に残っているのはクロスカントリーの選手が

帽子からつららを垂らしながら滑る姿です。それとバイアスロンとかボブスレーの迫力ある

シーンですが、それらは全く目にすることなく終わりました。それに一番の花である

アルペン種目なども結果のニュースもなく放送も午前中の速い時間にひっそりとBSでやっている

だけだったりと差が激しく、日本人選手が出ていても結果も伝えられない競技も多いのです。

日本人が銅メダルなどとる競技でも一二位の記録と選手名と国名がろくに伝えられないケースも

目立ちます。結果、日本選手団は金4、銀5、銅4の計13個のメダルを獲得し長野を更新した

のですが、こういうのは国力とか民度とかの証明なのか日本のスキー人口の減少や高齢化など

複雑な思いは増した結果でした。そんな朝のひと時に寒い朝ならではの珈琲を飲むという贅沢期間の

冬です。当店では冬はケニアのレッドマウンテンを一押しにしていましたが、それも今月いっぱいで

徐々に春の感じられるものが今後は出番を迎えます。スペシャルティというととかく酸が独特だとか

変わった点に注目されますが、のん兵衛が癖のある酒を好むように珈琲の珈琲らしさというと果たして

酸味だけなのかというのは疑問が募るところです。

レッドマウンテンの醍醐味はひとつでなく、実は寒さを得て味を深くするその日々の変化にもあり、

朝飲めばとにかく幸せに浸れるひと時が約束されたようなものです。実は今日も昨日もレッドマウンテンを

飲んでしまいました。今日もまたお代わりをしてしまいました。


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