King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ちょっと肩透かし

2018年03月06日 08時49分25秒 | 珈琲

昨日は久しぶりに雨の中走ることになりました。

雨の時にはゴーグルと帽子をかぶり雨用のウェアですが、この冬特に感じる

のが何かを燃やしている匂いです。

この匂いのためにランニングコースを変えざるを得ないこともあります。

薪ストーブを使う人が増えたのか作冬より確実にこの何か燃す匂いがします。

走っていると町の変化も気になります。

最近は閉店した商店が多くなっているようです。

昨日録画してあったアニメ『君の名は』をみたのですが、余りに受け入れがたいものを感じ

何でこれが世界的ヒットになったのかとすごい違和感を感じました。

もしかしたら世の中とずれが生じそれがだんだん大きくなっているのかと

気になったのでした。

当店に来店されレッドマウンテンがないんですねとがっかりする声が今月になり

何度も聞きます。

そして今月お勧めしているのがグアテマラの豆です。

その味とは最初の飲み口がまるでミルクティーの様な味なのでまた肩透かしの様な

印象を受ける方が多いようです。

喫茶店でのグアテマラの味といえばガツンと苦いものが多く、やたらと深煎りで

濃厚という印象をお持ちのようです。

深煎りにしてあらわになるレッドマウンテンの甘味の様なものもありますが、

ただ凡庸にするために深煎りしているようなところが多い中、やはりこの期待を裏切る

肩透かしの中に物事の深淵を感じてみていただくのがこの季節の醍醐味に通じるかと

思います。


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