King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

やっかいな記憶

2023年08月22日 09時25分00秒 | 珈琲
毎日暑いですが、朝や夜の涼しさは増しており着実に季節の深まりを感じます。
昨日は昼間の業務でヘロヘロになったからだをたたき起こし、夜いつものランニングに出るとまたひっそりと飲み屋にも人のいない夜に戻っていました。帰省の人もいなくなり夏休みも夜の観光客もぐっと少なくなった感じです。
秩父でうなぎを食べてきた店は今は次々にしまりやってるのは妙見くらいです。割烹とか料亭、寿司屋は何件もなくなってしまいました。
かつてどこにでもあったうなぎの生け簀もなくとそんな話を出会う人にかたって来た今週。あれその私が通っていた割烹の店の名前が出てこない。
今は居酒屋になってお年寄りのママが切り盛りしている名前はもちろん直ぐでるがなくなった前の名前はなんだったけ。
一時間後、その気持ちの悪い状況は続きましたがふと違うことを考えていたら出てきてホッとしました。
私にとって重要な記憶がその後新しい情報にどんどん隅に追いやられ孤立してしまっているそんな状況で記憶も体験も伝聞のまた伝聞のような状況になり歴史の影にどんどん追いやられていくようで非常に不味い感じがします。
結局ここのところ感じた違和感もそんな孤立した記憶の記憶から来ることが判明しました。そうならないように所々に証拠を残したり記録を残したり常に記憶のアップデートをしていくというのを感じるこの頃です。
例えばブラジルの味の特徴はと日々聞かれる質問もいつしか聞かれなくなりそうかといって多くの今訪れているかたが知っているかというとそんなことはなくやめてしまったら伝わらないのです。
そんなことをわからせてくれたのもサンライズを今回いれたからです。
ブラジルといえばサントスでありそれが基本でありその味を知らない豆屋が多いことは常々いってきたことですが、そもそもブラジルサントスNO2が全て同じ味なわけでもないというやっかいなもんだいもありただのブラジルですといつもいわれるこの問題に非常に触れるべきでないものが潜んでいる感じが漂います。
それだけ最大の農園の看板商品サンライズには他の面のはどうでもいいとさす顔があります。
だから他の消えそうな味が今重要だと全てアップデートして決してサンライズだけにお任せにしない作業をしていきます。


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