King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

107年ぶりの優勝

2023年08月24日 09時34分40秒 | 珈琲
毎日のニュースは処理水の海洋放出と北朝鮮のミサイルだか衛星が打ち上げ失敗したというものです。
私はここのところの朝晩の涼しさを受け、夜中に起きる回数もぐっと減り、昨夜のランニングのダメージと今朝方の夢の考察をして朝の時間を過ごします。
そんなモーニングコーヒー時間にチラッとはいったのは慶応の107年ぶりの優勝というものです。
長年色々なドラマが伝えられる甲子園の高校野球の夏のトーナメントですが、私はそんな興味もなく試合をみたりしませんでした。確か試合の中継を見たのは秋田農業が話題になったときです。今回はニュースの映像をずっと見てきただけでしたが仙台育英が優勝するんだろうなあというイメージだけでしたが、昨日の夜のニュースでチラッと107年ぶりの快挙と聞き慶應なんだと思っただけでした。
朝のニュースではお祝いのニュースが方々であったもののそんな大昔に野球やってたのかとあきれるくらいの感じがするのみ。
これって今の暑さで珈琲が離れて需要が減ってるひとと水だしの味を知ってそれに殺到する人たちとこちらの台所事情とは違う豆の動きに翻弄される夏となっているのと似た現象です。
そんな中、オレンジハニーという嫌気発効の新しい豆が思いの外売れてアイスの売れば売るだけ赤字をいくらか冷ますことになり何がどうなるかは全く107年ぶりの優勝並に予測不能なのだと思いました。
コロンビアエキゾチックハニーは値段と長い名前に訪れた人は必ずなんですかと聞き、パナマのゲイシャに追い付くため世界が開発した製法で珈琲の風味は発酵という日本が育んだ技術にあることが証明され世界に衝撃と一期一会の珈琲の出会いというドラマを与えたと説明を受けます。それを聞いたお客様はふた通りの反応で自分には関係ない世界といつもの豆を買うひととそれは是非と値段を気にせず買うかたとにわかれます。意外なのは一度その珍しさに触れ一期一会を果たした後、ありがたくリピートされるかたも多くてただの物珍しさでなく味にはまるかたもいらっしゃいます。ケニアの様に来客者様におもてなし用とも違う一期一会の共有のような夏場の体験の共有のようなイベント需要と言った趣の感じでしょうか。
これはこれを踏まえて次のものも用意しなくちゃいけない感じですが、ここに来てダテーラサンライズを入れたらまた複雑な感じでまあどちらにしなくちゃいけないとか王道とか正道とか踏み外しちゃいけないとか他を寄せ付けないという態度でなく一期一会から正統生粋な珈琲の味から多様な味を他を否定せず選べるのが珈琲でありそれぞれにほっとする世界が広がりそれは世界共通という人類が世界中に託し残すべき世界観があるのです。まあ、それは慶応が残した夏の意外な結末。多様性が結果を生んだと共通なのかもしれません。
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