King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ファイナルゲーム2

2009年06月10日 09時05分48秒 | バスケ
Team   1   2   3   4   OT   T
Magic  15   20   30  23   8   96
Lakers  15   25  23   25  13   101

2009/5/7
Arena: Staples Center, Los Angeles, CA
Officials: #29 Steve Javie , #13 Monty McCutchen , #49 Tom Washington
Attendance:18,997
Duration: 2:59

録画を見ていたらいつものように途中のニュースを
飛ばすと、次は第4Qが始まりました。

何度か巻き戻しと、早送りを繰り返し、気がつけば
よさそうなのにまるまる第3Qを削ったのは何の為か
いぶかるのでした。

それも第3Qまではライブで見ていたので、見れないのは
あまりに不自然に感じたのです。

これはよくあるOTへの布石と気がつくべきなのに残り
1分の時にやっと気がつくのです。

いやいや、これはレイカーズが勝ちの形で来ており、
最後数秒残して攻撃でファウルしても一本でもフリースロー
を決められれば終わりの展開で余裕で最後のオフェンスを
迎えており、もう終わりだろうと会場も勝ちを確信しての
スタンディングオベーションで最後のオフェンスを迎えました。

結果は、コービーのシュートを4人で囲んで阻止、0.6秒残して
マジックの攻撃。これをリーがシュートミスで延長。

リーはその前のシュートもミスしており、流れはどうみても
レイカーズです。

大体結果が見えてしまいました。

実際には、前半レイカーズのリードが見られ、後半マジックが
追いつくという展開で、その流れだけ見れば、マジックの今まで
のゲームの形です。

しかし、それはレイカーズも同じことで、最初はゆるいディフェンス
で相手を走らせて、後半一気に点を取り捲り逆転。というのは
いつものことです。

マジックは、似たように相手を10点差で走らせて、後半追いつき
最後はシーソーで拮抗、僅差で逃げるという形で来ていて、
相手に絶対的なスコアラーでエースがいるチームこそこの作戦は
有効に機能していました。

レイカーズもまさに当てはまるチームです。

ですが、もともとこの作戦というかリズムの作り方は、レイカーズ
のお家芸なのです。

最初、コービーはあまりボールにさえ触らず、10点差をつけ
相手はエースを抑えてリードをとったと普段より早くペースを
持ってきて、早めのラッシュをしてしまい、後半一気に強めた
ディフェンスで仕掛けられるとあっさり逆転して最後は
コービーのラッシュで締めるという形です。

この試合では、レイカーズの終始余裕の対応で、本来後半で
逆転された展開では、マジックのゲームになるはずでした。
しかし、コービーにつくことで消耗してしまったのか、
ピートラスの得点は伸びず、ファウルアウトしてしまい
先発のフォワード陣との差を露呈してしまいます。

そんなオフェンスのバランスを欠いたところもディフェンスの
精度の問題で今まで使えていた手が通じなくなったという
ところが色々見えます。

同様に、レイカーズではバイナムが最後ファウルを5回して
引っ込むと以降、もう呼ばれることなくベンチのままでした。
ファウルの多さやリバウンドなどやはり物足りないのです。
一方ガソルの決定力は印象的で、最後の左手のシュートも
大柄だけど器用さを見せました。

最後のブラウンの起用もこの大事な時になぜというものが
いくつかあり、もっと楽に勝てるところだろうというシーンが
気になります。

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