King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

アイスの実験さらに

2011年04月29日 10時07分31秒 | 珈琲
アイスコーヒーの作り方としては色々あるかと
思いますが、喫茶店の店頭に飾られる水出しという
言葉は独特の響きに感じられるのは飲んだ人のみだと
思います。

そして、喫茶店の店内にディスプレイ重視の大きな
フラスコのドリッパーをみるとじっくりと水で
落としているのだからおいしいに違いないという雰囲気
も重なります。

実際、水出しと普通の淹れ方をしたらどう差が出るのか
気になって来ましたので実験しました。

まず普通にネルで落とした物を急速冷却する方法と
当店のダンク式の水出しを飲み比べてみました。

どちらも時間的には普通の珈琲より手間がかかって
いますので、普通の珈琲よりうまくないとつまらないと
いう気がします。

さて、二つを並べてみると水出しの方が明るい茶色で
所謂アイスコーヒーとして出されると最初はえっという
感じがします。

とはいえ、コーヒー色とは本来こういう色なんだという
事に思い当たります。

同じ豆を使った珈琲を急速冷却したものは若干黒っぽい
のですが、いわれなければ気にならないと思います。

透明のグラスに入れたらどちらも売られている真っ黒の
アイスからすれば薄いように感じます。

ただ、それは外観だけで、冷えても香りがどちらも強く
珈琲だとすぐ解ります。

さて味は、水出しの方が甘みが強いと言うのが第一印象
です。

そして、雑味も無くシャープだというのがネルで落とした
ものの印象でした。

手間は圧倒的に、ダンク式ですね。

あとは好みですからそれぞれでご判断してもらいたいと
いう感じです。

なぜこんな事を始めたかというと水出しには不向きですと
いう豆があったのでその意味はということでやってみた
わけですが、香りと甘みと違う面が出てしまうので向かない
のかという予想を持ちました。

でも向かないというほどのものかという感じもします。

水出しに合うというものは逆に予測できます。

まあ高いモカをアイスにする気にはなれませんが。

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