King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

重力

2005年10月21日 23時08分15秒 | 日々のこと
最近変なものに惹かれます。
ネットの某掲示板で、昔のスキーの話をするところで
まずそれがありました。
とにかく、自分も実際18の頃からスキーをやりあの時は
道路もゲレンデも混んでいたものです。とんでもない話が
たくさんあります。しかし、それは何もスキーに限った話ではない
のです。まず、最初にレジャーということですと山登りがブームに
なり、猫も杓子も山に登った時期があったのです。今は年寄が
山に行って遭難するニュースが良くありますが、とにかく都会と
山がつながっていたのです。そして、次にスケートブームがあり、
週末は都会から軽井沢に夜行でスケートに行って一晩中滑るという
のが若者のトレンドとなっていました。そして、スキーになり

バブルまで長いスキーブームが続いたのです。今でも確かに流行もの
はありますが、誰もがやるというものがなくなってきました。
そんな時代なのに名古屋の万博は予想外の人出を集めました。そんな
時代でもないのに、マンモスや死海の水やロボットのダンスに人が
集まったのです。これはしばらくなかったテーマへの憧れというか、
人が集まるものを希求する空気が作り出した現象ではないかと思います。
ですから決して多様化したという市場マーケットリサーチの信じては
いけないのです。大衆はやはり大同迎合したいのです。そのテーマが
ないだけなのです。あの東京ディズニーランドでもついに集客力に
翳りがでてきたというニュースがありました。

もっと強烈な流行物が人々を集めるそんな重力にも似た力を持つもの
それがカリスマであり、時代が求めているものです。小泉首相がかつての
人気に翳りがでてきて政権末期の症状に満ちていたのに彼は本来の人気を
フルに使い、それを使うものの力を見せ付けました。いつの時代でも
変わらない、重力の中心になる気持ちさえあれば目玉のない万博でも
大して意味のない郵政民営化でも、時代の中心になれるのです。
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