King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ユディットとシガニーウィーバー

2012年11月06日 11時05分29秒 | 日々のこと
雨が予報通り降りだしました。

バスケット練習の後の15K走、そして昨日のランと
いつもの筋肉痛とは違う位置が痛くそれも複数あること
から、今日のランは休みかなあと見上げる空です。

今月のブレンド『錦秋』を飲みながら注文の品を揃えます。

先月末の出張から一日休んで映画に行きたいという
欲求がふつふつと膨らんでいます。

それに輪をかけるように金曜の夕刊の映画評にまた
星五つの評価が載ります。

それも日本映画という今までにない現象でした。

今までこの映画評は、テレビ局制作の広告バンバンの
映画は酷評で星三つを超えたことがなく、単館映画の
誰も知らないような映画に星五つを付けるなど割と
商業主義に偏らない文化批評になっていると信用して
いました。

というより、どんな映画が星五つなのか知りたいという
のもあります。

私が最近面白かったと感じた『インセブション』など
星3つでした。

他の掲示板などの評価もさっぱりでした。逆に攻撃されて
いたり、批判されていたりしたのです。

結構世の中やネットでけなされている作品は見てみる価値が
あるかもしれせん。

映画を見にわざわざ東京にでるというのも一年に二三回は
あっていい事だと思います。

というわけで、『栄光のリスボン』を見に行こうと計画して
いたところに、日本映画の『黄金を抱いて翔べ』です。

なぜ、それも時代的にあってもいない高村作品を映画化した
のかという驚きがまずあり、これは見るべきと思いつつ、
主演が妻夫木で、監督が井筒となると急に朝鮮臭がしてきて
ちょっと見たい気持ちも萎えてしまい、

関西、朝鮮ぽい映画が今、とてもはやるはずもなく、それに
星五つをつけてしまうというのはこれはどうとらえるべきなのかと
思考が動きます。

一応大きな映画館や、シネコンにもかかっていますが、メディア
にはあまり取り上げられず、現在のヒットということではたけし
のやくざ映画がヒット中という映画界において、こういう
埋もれてしまう映画はちょっとみておくべきかなという
魅力を感じます。

それにしてもなぜ太陽を曳く馬でなくて黄金なんでしょうか。

民主党の政権交代に裏切られ大災害に打ちひしがれた日本の未来と
政治を占うような作品を高村氏のオリジナル脚本で見てみたい
感じもします。

急にメディアに大絶賛され出した園氏の希望の国よりおもしろい
ものが見られそうです。

そんなことをクリムトの絵を見ていたらシガニーウィーバーを
思い出しながら考えました。

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