King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

寒い記憶と株高

2024年01月20日 10時21分24秒 | 珈琲
昨年末には色々の計画を貯め現金も手元にありました。年が明け年末に行かなかった旅行やスキーを実行するときが来たと思ったら、能登の地震と羽田飛行機事故と事件があり、遊び気分も急速に萎える中、豆の情報は活発でスキー場には雪がなくフルオープンできていない状況もあり、豆の手当てに現金は投入。新年の集まりやバスケットの試合など行事と豆焼きに追われすっかり現金も叩きすっからかんになるまで買い日々の流れの中で世の中の株高を知り、バブル以来の高値という報に接し、FRBの利下げ予定や米大統領選、値上げに賃上げが後押ししていると言います。
株高が話題になっているということは既にピークのことが多く、これは豆の値段も仕入段階では今ピークとみた方がよいということです。未だ商社の投げや安売り豆は後を絶たずで小売り段階では値上がりする段階ですが、安売り豆はもうピークとみました。
実際に為替が反転すれば株も物価も値下がりに向かうでしょう。
ただ、日本の低金利と米金利の乖離は当分続くとみられコーヒー相場は高値安定で資金の往来がこの一年続くのではとみます。
つまりまた今年の年末には株高と資金需要が起きるものと思われます。
気になるのはレギュラー豆も高値安定で値下がりしていないことで毎日飲む豆の確保はどうなるのか手持ちの今毎日飲んでいる豆がなくなる頃またサントスが安くなっているか等懸案はあります。
それでも一年分まとめて買うような気にもなれず味を変えず値段も安定させて供給させる難しさを感じます。
先日旅行した松島の旅館で宿の中にコーヒーが飲めるところがないと嘆く人がいてその気持ちが解るものとして何とかして上げたい気持ちが募りました。私も旅先で同じ思いをするので対策をしています。同じように毎日私のようにこの季節にはこんな味の珈琲を飲みたいと思う人もきっといるはずと毎日豆を焼き届けばと思っています。
冬になると珈琲の味がよくなると知らない人はまだまだいます。
当店にいらっしゃるお客様でも未だに酸味がない豆をくれといわれます。
最近ではスペシャルティとはそもそもなんて話をする気になれず、普通にマンデリンがいいですねなどといってしまいます。
本当ならマンデリンの説明だけで1時間はかかります。さらにスペシャリティの豆と最近マンデリンに起きたことと今売っているマンデリンの違いなど説明したいところです。
開店当初一番いい説明は飲めば解るさとばかり、来る人来る人に試飲させては説明していましたが、コロナ以降すっかり変わってしまいました。
それでも酸味が苦手といっていた人がまた再来店されケニアやイルガチェフを買われるのですから理解はされているものと思われます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする