King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

大震災の後のTop Gearとコロナ禍のWheeler Dealers

2020年08月18日 09時52分32秒 | 珈琲

毎日何もしたくないような暑さの中、灼熱の焙煎室で釜に付きっ切りと

意識も途絶え気味のようななか、例年だと軽井沢にドライブするとか

上高地にクラシックホテルでお茶しに行くとか妄想が次々に沸くのですが、

そんなことも今年はなく、ただ暑い夏をただゆっくりと過ごしています。

 

夜走りに出るともう完全に秋の風情で虫が鳴き、オシロイバナが香りとても

気持ちのいいランニングができます。

 

そんな繰り返しの中、例年と違うのは引越ししたため走るコースも変化しており、

金仙寺原でみるひしゃくの形が全体が一目で目に入る光景も絶景な夜空でしかも

ちゃんとひしゃくも水を受ける形に見られるのも久々の光景かと思ったり、いつも武甲山の上に

見えるさそり座も今は武甲山の西の広い空に移動してそれを目指して走っていくようにコースも

変わったことなど変化を感じます。

 

それと気が付いてみると最近はテレビなども録画してみるようなのが実に少なくなっておりその

常連には名車再生クラッシックカーディーラーズというのがあります。これは中古でお安く買った

車をレストアして高く売るというだけの番組なのですが、その驚きの修理履歴とかただオイルシール

を交換しただけで機能がよみがえって高値で売れるとか魔法なようなレストアの数々に魅了されたり

車をミリ単位で整備すると言いつつシャーシなども簡単にぶった切ったりしてそんなのでいいのと

いう驚きのシーンが見られます。もともとはディスカバリーチャンネルの有料コンテンツながら

今ダイジェストながらBS11で毎週見られるのです。これはイギリスの番組ながら、米に進出して

ガレージをカルホルニアに移して続いているという長寿番組です。

 

これなどは思うと大震災の時にテレビ番組が皆災害情報だけとなり、ふと見たBSのTop

 Gearと似ています。おバカ番組で司会者が暴行事件を起こし交替した後も続いたり、米に

移動して放送が現在も続いていたりという内容も似ています。しかし、Wheeler Dealersの

方はエドとマイクのコンビのとりわけエドの魔法のようなレストア技術であり、名車がよみがえる

過程に魅力があり、番組編成上でもめてエドが降板してしまうという経過にこの先も安心してみる

ことができるのかという不安もあります。

 

そのレストアの内容もカムシャフトを交換しただけで馬力が二割以上アップしたり、

ヘムエンジンのヘッドスペースを研磨しただけで馬力アップと有鉛ガソリンから

無鉛ガソリンが使えるようになったりとまあ驚きの技術と技が披露されるのです。

 

そんなプラモデルのように簡単に修理されてしまう車を見ることで家にいる退屈も

自粛生活も癒されていたのです。

 

でも気が付けば車があると自由に好きな時にどこへでも出かけられるという

車を買っているわけでそれが持っているだけになっているのは所ジョージの世田谷ベース

状態とおなじであり、彼のレストアしたファイアバードやアメ車の数々とさらには

エンジンをかけるのさえ番組になってしまうほどの単車の数々など実利的にはまったくの

無価値であり、マニアというのがどうしようもないなれの果てのように改めて思うのです。

 

そんな他人のことより日々の珈琲はもっと切実であり、人々はこう暑くても珈琲を必要と

しています。

 

そんな人に水出し珈琲を出すと皆そんなおもてなしを自宅でもと思うらしく半分くらいの人が

ついでに水出しも買っていかれます。

 

それだけ簡単に味の違いを解らせてくれるアイスでもホットでも本物の珈琲の力です。

 

残念なことに水出しのクーラーポットに満タンの黒い液体もこの時期はついつい冷蔵庫の

扉を開けるたびにそのヘリが早く直ぐになくなってしまうことです。朝は満タンでも

昼頃にはもう残り僅かということもしばしばでこれはどこの家庭でも同様らしく飲み始めると

直ぐになくなってしまうとリピートされる方も口をそろえます。受け取り時間を告げていただくと

お渡しもスムースに行きますのでご一報ください。

 

昨日の遠くに青空が見えるのに局地的に降る夕立のように暑さを冷やしその夕涼みを楽しんだり

夕焼けを眺めたりという夕景の変化も楽しめるようになってきました。暑さが続きますが、その

時々の涼も楽しみ季節の移り変わりを珈琲とともに味わいましょう。

 

 

コメント
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