King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

選挙の朝

2019年10月27日 09時51分57秒 | 珈琲

選挙の朝となった今日の日曜日。

 

しかし、今回の選挙ほど複雑な思いで足の重い感じにするのも珍しいケースだと思うのでした。

 

そもそも今回の参議院補選は先日の埼玉県知事選に参議院議員の大野元裕氏が議員辞職せず

わざわざ補選となったもので、それに前知事の上田清司氏が立候補するという有権者の理解が

追いつかないものなのです。さらに参議院選で議員になったN国の立花孝志氏は辞職して立候補

するというさらに意味の解らないことをしているのです。

 

それにそんな有権者の理解の外で行われていることにさらに拍車を掛けることになっているのが

その二人しか候補者がいないのです。つまり有権者はどちらでもいいやという人がほとんどの上

さらに関心がないところにどちらがなっても同じという選択肢のない選挙とこれは埼玉県の人の

不幸というしかありません。

 

こんなことだからどんどん選挙に行く人が少なくなってしまうのです。

なぜ自民党は候補者を出さなかったのかという疑問もさることながらここにもあえて候補を出さない

で上田氏との戦いを避けたのは無所属での出馬でむしろ改憲補完勢力との思惑も指摘され、ここでも

安倍氏改憲思惑を指摘する声が聞こえるのです。政権与党が候補者を出さないというそんな人材不足

なのかというのも感じますし、野党も全く無反応のようなこの二人でやるのかというおかしさはずっと

強く首都圏の人口の多い地でもこんな人材しか出てこないという情けなさにがっかりとするのでした。

 

昨日の夜はラグビーワールドカップのイングランドの戦いに心熱くし、あのオールブラックスを

しっかりと守り走らせなかったという日本のラグビーを見るかのような武骨なスタイルに朝の

自信があると堂々と準備はできていると言い放ったエディ・ジョーンズの言葉が現実になった

瞬間にラグビーの面白さと感動を感じましたが、そんなことも土曜の雨でまた10人もの人が

死亡したというこの災害列島にすっきりとしない思いは消えません。

 

この雨こそが今月移転を阻んだ要因であり、私にも重く影を落としたのですが、そんなことに

負けているわけにもいかず今入るベストの豆をまた手に入れました。

 

ニカラグアのニカラグアらしい豆も最近は手に入るようになり、あとはベストのタイミングで

次の入荷を見ているところで、そんな時に入ってきたマンデリンの話にこれはと飛びついて

入れてしまいました。ひところマンデリンの一番はゴールドトップマンデリンといわれていました。

 

それは入れる商社により、ゴールデンだったりゴールドトップだったりと名前が違うのですが、

これはこの地域の零細な農家ゆえ一つの資本が占めた企業ブランドでなく、企画する商社により

いつも名前が変わるというものです。このほかビッグアチェとかトバコとかタブーとか色々な

ブランドがあり、リントンとかニフタとか地名で出るものとかある中で、当店でも出している

クィーンスマトラとこのゴールデンとかゴールドトップでは同じマンデリン、スマトラ北部でも

木の種類は違い味も違います。

 

そこまで解っていて値段と味の違いにこだわり仕入して今回このゴールデンマンデリン銘の規格の

ものを200g1200円という値段で出せるのも今回だけかもしれません。

 

今回発売を記念してひと月はこの値段での売り出しにします。

 

味は非常にクリーンでいて深煎りにしてインパクトのある強さも出て、もちろん強い甘みも出ています。

 

これが焙煎から日がたちまたまったりとした甘みの強い味になった時、これからの冬の季節に向けて

味わいたい深い味わいが期待できます。

 

見事なまでの大粒のマンデリンをお楽しみください。

 

 

 

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