King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

国債の伸び

2010年01月05日 14時49分30秒 | 日々のこと
今日の日経の一面に載っていた日本の財政の
記事によると日本の国債発行の伸びが先進国の
中でも突出しているとなっています。

こうなっても、それが景気を刺激して国際的にも
強い経済環境になるのであればまるで問題ない
のですが、それが深刻な状況になっているのではと
予測させるものだから困ります。

昨年末より、鳩山政権の政治手法とか目指している
ものを鳩山政権研究なる記事で載せていますが、
どれも批判的な内容になっています。

首相になる準備がなく早すぎた政権だとか、意識の
ずれとか散々な書かれようです。

その意識のずれという記事では、人気番組に夫婦で
出たいという意向をさしているようですが、まあ
執務時間外に何をしても別にいいように思いますが、
首相としたらそんな番組に出ないでもっと取り組むべき
ことがあるのも本当で国民としては芸能人とくだらない
ゲームに興じる姿より、日本の進む道や解決すべき
問題に真剣にとる組むべく時間を有効に使ってもらいたい
というのがもっとも強く望むところでしょう。

もともと意識のずれとして、親から政治資金をもらっていた
とか、故人から献金されたいたとかルール違反を犯していた
のですから、それが露見するや知らなかったとか秘書がやった
とかいい、親からの金に付いては贈与税を納付するなど
全てかたがついたように行動しているのは理解できません。

新聞などにさんざ書かれるのも、民主党のとっている政策で
景気がよくなったり、生活が楽になるという国民の望む方向に
向いていないのに、予算編成やら金の使い方で健全に正しい
方向に向いたかのような顔をされていることではないでしょうか。

財政が悪化し、国の収入は増えないのに、無駄は完全に省かれた
わけでもなく、役人たちの数が減ったり特殊法人などの天下り先
が削れたわけでもなく、国民の顔色を伺った子供手当てや郵政
民営化ストップなど景気に関係ない政策ばかりが進んで、国民生活
に大事な雇用や失業対策など具体的な施策も見通しもないまま
借金という仮定の物に頼ってはっきりとした行き先も指し示せない
ままでいます。

借金の裏づけとも言える貯蓄資産などは数年先になくなるといいます。
銀行も国債を買いきれなくなると更なる景気悪化や資産の海外流出も
まして、破産国家へまっしぐらでしょう。

そんなことを思わせる今朝の新聞でした。

これも、民主党がとっている政策では、予算を使うだけ使い
借金しまくって景気対策しているものの、効果が限定的と
常に予測され、国民の不安は増すばかりですから、消費など
今後増えるはずもなく、みんなが首をすくめている状態なのに
鳩山首相は贈与税を払い全て済んだようにスマップの番組に
出たいという能天気ぶりと閉塞感ばかりが増す年明けです。

それでも株価が続けて上昇して終わったのは、円安という
かすかな望みにみんなが希望を寄せた結果でしょう。
コメント
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