現在、市中の大部分は下水道が完備しており、
昔ながらの「どぶ状の水路」は殆ど見られなくなりましたが
たまたま私有地の細い水路に、
人の背の高さ程もある植物にピンクの花が咲いていました。
何の花が咲いているのか・・・ 近付いてみると
アカバナを数倍大きくした(5倍程度)花です。
ネットで調べて見ると、何と絶滅危惧Ⅱ類の
モンシロチョウが吸蜜にやって来ています。
殆ど荒地状態の場所には
初めて見るタンポポのそっくりさんが咲いています!
茎の根元がロゼット状で、葉にはタンポポの葉の様なギザギザは無く
棘もみられません。
楕円形の葉は白毛で覆われて居ます。
この花は這いコウリンタンポポ(ハイコウリンタンポポ)です。
(キク科・ヤナギタンポポ属)
種の様子もタンポポと全く違います。
種がすっかり飛散した様子。
人の出入りが殆ど無い場所には、ヒッソリとネジバナも見られました。
ネジバナ(ラン科)
ハンゲショウ(ドクダミ科)
ハンゲショウの花は半分化粧をして居る様に見えるので
ハンゲショウと呼ばれているのかと思って居ましたら
夏至から数えて11日目頃 咲く花なので、
半夏生の名に繋がっているそうですネ。(ネットより)
今年の夏至は6月21日。信州での開花は少し遅れ気味です。
また一説には1年の真ん中 (7月2日)頃に咲く花なので
半夏生と呼ばれているそうです。
もう1年の半分は過ぎてしまったと言う事ですネ・・・