新型コロナウィールスの影響で、
東京オリンピックに向けた海外選手の事前合宿の受け入れを
中止する動きの相次ぐ中、
諏訪湖に面して県内で唯一、常設のボート競技場を持つ下諏訪町は
「ボートのまちづくり」を掲げ、
その一環として東京オリンピックの事前合宿誘致を決めていました。
勿論、感染対策には万全を期して、アルゼンチンとイタリアの
ボートとカヌー競技の合宿を受け入れる方針が決まっていました。
今朝は朝から少し青空が見え、波静かな諏訪湖で
イタリアの選手団が合宿場から諏訪湖に移動している処に偶然出会いました。
選手団は上諏訪温泉のホテルに宿泊して
終始缶詰状態で下諏訪側(対岸)のボート競技場にバス移動し
練習に励む計画だそうです。
地方新聞では事前に報道されましたが
天候により練習時間が、左右されるので
たまたまウォーキングして通りかかった人や
関係者で湖岸には少しだけ人垣が出来て居ました。
私は、たまたま通りかかって運よく選手団の準備の様子や
鏡の様な諏訪湖にカヌーを漕ぎ出して行く様子を見る事が出来ました。
信州号と言う監視船でしょうか?
次々カヌーが出て行きます。
選手団は常にフレンドリーで
コロナ禍でなければもっと大歓迎出来たでしょうに・・・
フレンドリーな選手団に出会って見ると
コロナ禍で行われるオリンピックが
少々残念に感じられます。
ボート競技場の後ろに見えるなだらかな山は霧ヶ峰高原への
登り道です。
すべる様に防波堤を越えて
たちまち諏訪湖の真ん中に繰り出していくカヌーを見ていると
オリンピックで是非、練習の成果を上げて欲しいと願わずには居られません。