湘南農園 野菜作り

海の近く湘南で、プロもビックリ、美味しい野菜作りに挑戦しています。

ボカシ肥を作りました。

2010-07-27 | ボカシ肥、腐葉土


今日は、秋冬野菜の植え付けのためのボカシ肥をを作りました。

ボカシ肥は、毎年二回(2月と8月頃)作っています。

ボカシ肥用のトロ箱が、古くなったので新調しました。

トロ箱の大きさは40㌢×50㌢×20㌢程です。

一度に作る量は、30キロ程です。




米ぬか、油かす、魚かすの他に何時ものように、箱には書いていませんが骨粉(写真の白い色)を入れます。





発酵素材として、『EM菌』などを使うケースもありますが、私はコーランという発酵促進剤を使います。


EM菌はEMという発酵菌ですが、発酵の元となる善玉微生物はボカシ肥の材料である米ぬか、油かすなどの他、空気中に幾らでもいるそうです。

この善玉微生物を、コーランで発酵促進をさせます。

この自然に土着している善玉微生物を発酵させたボカシ肥の方が、畑での効き目は大きいそうです。




次に、材料を良く攪拌します。





その後で、じょうろで少しずつ水を加えます。






写真のように、手で握ったら固まり、突っつくと崩れる程度の水の量です。

トロ箱一つで、4リッター弱です。(前回の記事で3リッターと書きましたが今回は正確に計りました。)

水が多すぎると、材料が腐敗し、虫がわく、強烈な異臭を放ったりします。

呉々も水の入れ方、入れる量に注意です。

ボカシ肥を作るとき、水の入れ方が一番重要です。

水が少ないときは、温度が上がりませんが、その時は水を足し、攪拌すればそのうち発酵し出します。




全部のトロ箱に、水を入れて出来上がりです。

夏場は、発酵完了まで(1週間弱で、冬場よりか発酵が早いです。)臭い(強くはありません。)がします。

物置に入れておけば、問題有りません。

一ヶ月弱で、サラサラのボカシ肥が完成します。

夏場は、仕込んだ後、一日二日で温度が50度以上に上がり発酵が始まります。

また、発酵時など、その都度ブログでアップする予定です。



私の作るキャベツやコーンなどの野菜は、甘くて美味しいと畑友達から言われます。

手前味噌で恐縮ですが、今年栽培した【お日様コーン】を差し上げた友からは、こんなに甘く美味しいコーンは食べたことがないとのことでした。

その原因は、多分【自家製のボカシ肥】にあるのではないかと思っています。
コメント
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