今日は、秋冬野菜の植え付けのためのボカシ肥をを作りました。
ボカシ肥は、毎年二回(2月と8月頃)作っています。
ボカシ肥用のトロ箱が、古くなったので新調しました。
トロ箱の大きさは40㌢×50㌢×20㌢程です。
一度に作る量は、30キロ程です。
米ぬか、油かす、魚かすの他に何時ものように、箱には書いていませんが骨粉(写真の白い色)を入れます。
発酵素材として、『EM菌』などを使うケースもありますが、私はコーランという発酵促進剤を使います。
EM菌はEMという発酵菌ですが、発酵の元となる善玉微生物はボカシ肥の材料である米ぬか、油かすなどの他、空気中に幾らでもいるそうです。
この善玉微生物を、コーランで発酵促進をさせます。
この自然に土着している善玉微生物を発酵させたボカシ肥の方が、畑での効き目は大きいそうです。
次に、材料を良く攪拌します。
その後で、じょうろで少しずつ水を加えます。
写真のように、手で握ったら固まり、突っつくと崩れる程度の水の量です。
トロ箱一つで、4リッター弱です。(前回の記事で3リッターと書きましたが今回は正確に計りました。)
水が多すぎると、材料が腐敗し、虫がわく、強烈な異臭を放ったりします。
呉々も水の入れ方、入れる量に注意です。
ボカシ肥を作るとき、水の入れ方が一番重要です。
水が少ないときは、温度が上がりませんが、その時は水を足し、攪拌すればそのうち発酵し出します。
全部のトロ箱に、水を入れて出来上がりです。
夏場は、発酵完了まで(1週間弱で、冬場よりか発酵が早いです。)臭い(強くはありません。)がします。
物置に入れておけば、問題有りません。
一ヶ月弱で、サラサラのボカシ肥が完成します。
夏場は、仕込んだ後、一日二日で温度が50度以上に上がり発酵が始まります。
また、発酵時など、その都度ブログでアップする予定です。
私の作るキャベツやコーンなどの野菜は、甘くて美味しいと畑友達から言われます。
手前味噌で恐縮ですが、今年栽培した【お日様コーン】を差し上げた友からは、こんなに甘く美味しいコーンは食べたことがないとのことでした。
その原因は、多分【自家製のボカシ肥】にあるのではないかと思っています。