こうやって 生き残ったマンガにも更に試練が待っている。
それが 数ヶ月に一度やってくる 「マンガ大処分祭」である。
家族全員が「とっておく!]と宣言したマンガでなければ
生き残ることができないのだ。(それだけ書斎はパンク状態なのだ。)
先日、長年…我が部屋を陣取っていた【犬夜叉】が
売却処分こそ免れたが、2軍(段ボール箱行き)に陥落。
大ファンの娘は涙目であったが、掟には逆らえず…封印されてしまった。
策士の娘は 実は 大処分祭の際に 最終巻だけ 自分の部屋に隠していた。
「この1冊だけは断固死守」なのだそうである。(わからぬ。)
娘の嘆願は ニョーボー様に聞き届けられ…
なぜか 最終巻だけ ポツンと 本棚に残ってる。
最終巻だけ 読み返しても なんのこっちゃか さっぱりわからんが
「いいじゃないか。かごめちゃんと犬夜叉が幸せになったんだから」と
隠れルーミックワールド派のオヤジは 実は 喜んでいるのだった。
現在、旦那愛蔵の「手塚治全集」が2軍陥落の危機を迎えている。
購入から早25年。最長老であるが… はたして生き残れるだろうか?
はじめてのボーナスをはたいて買った300冊である。
(第4シリーズは なんだか 気がむかなくて 買わなかったが)
そう簡単に引き下がるわけにはいかぬ。(笑)
現在、我が家の過半数獲得のために・・・
「三つ目が通る」だの「ドン・ドラキュラ」だのを娘に貸し出している。
彼女が支持に回れば、とりあえず 売却処分だけは 回避できるだろう。
はたして 来るべき処分祭での攻防はいかに?
続く