goo blog サービス終了のお知らせ 

プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

黄檗普茶料理「白雲庵」

2016-11-19 | 京都
先週、宇治の黄檗宗萬福寺へ普茶料理を食べに行って来ました。
ずっと気になってた”普茶料理”、
普茶料理とは精進料理の一つで、
江戸初期に明の帰化僧・隠元禅師が伝えた明風の精進料理です。

精進料理なのでそれ程美味しいってこともないかも
と期待はせずに行ったのですが、思いのほか美味しく頂きました。
一緒にいった友人Tコは十数年前に一度食べに行ったことあるって。
今回付き合って貰いました。
確かお寺の奥の方で食べたよって。

こちらが黄檗宗の総本山萬福寺です。
総門も中国風な感じですね。



三門の向こうに受付があります。



受付で普茶料理を予約してる旨を伝えると、ハガキを出すように言われました。
ハガキ?」そんなの貰ってない・・・
名前を言うと予約リストにありませんって
ど、どういう事?と焦っていると、
塔頭が他にもあって、もしかして「白雲庵」にご予約では?と、
電話で聞いてくれました。
すると、そちらに予約が入っておりました。
はあ~焦った、私はてっきりお寺の中に予約したつもりだったのですが・・・

気を取り直して引き返し「白雲庵」へ。
総門を出てすぐ左手にありました。

   

中に入ってみましょう。

   

   

酒樽の茶室。

   

お庭がステキです。

   

藁葺きの母屋や茶室があり、風情があります。

   

通されたお部屋は2階。
先ほどのお庭を見下ろすテーブル席でとっても良かったです~

   

隣室の大広間にはJTBの団体さんが入られてて賑やかでした。
では、普茶料理を頂いてみましょう。
本来は4人分が大皿に盛られて出てくるのが基本との事。

   

まずは、お煎茶と茶菓子。お干菓子の落雁ですね。



ここからが、二汁六菜を中心として菜単メニューです。
・澄子(スメ)蘭茶・前汁
・痲腐(マフ)胡麻豆腐

 

・雲片(ウンペン)吉野煮
・冷拌(ロンパン)和合物

 

・笋羹(シュンカン)菜煮の盛り合わせ。。。↓松茸もあって

   

↑このお皿の↓うなぎもどき料理。パリっと歯ごたえあり、味は蒲焼のよう。
蒲鉾もどきとか工夫を感じる料理の数々。
左上は人参でした。

      

・油ジ(ユジ)味付天ぷら

    

梅干しの天ぷらなんて初めて食べましたよ

・素汁(ソジュウ)後汁
・醃菜(エンサイ)香の物
・行堂(ヒンタン)季節ご飯



な、な、なんと!季節ご飯が松茸ご飯でした~

   

   

そしてデザート。水菓子(ゼリー)の中にライチ入り。

      

席からの眺め。





      

友人は一度お寺の中で食事をしていたので、
今回別の塔頭で食べれて喜んでいました。
私はまた別の機会に再挑戦してみたいと思います。
それにしても、紅葉のお庭を見ながら頂けた普茶料理。
秋には松茸もいただけて、得した気分で美味しく
ご馳走様でした。

食後に萬福寺の拝観を。。。





開版(かいぱん)、木魚の原型になったもの。



お寺の中で食べれる場所はこちら「黄龍閣」。

   

普茶料理の予約は3名以上からですって。(←HPでは2名以上)
今回は二人だったので、間違えて「白雲庵」で丁度良かったのかも



   

紅葉も見れて、



蓮池は終わりでしたけど、



季節を変えて、
また訪れたい萬福寺&普茶料理でした。






この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ザガーデンオリエンタル大阪... | トップ | 1年半ぶり☆弾丸沖縄ダイビング »
最新の画像もっと見る