プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

ローマ3日目(1)~ヴァチカン博物館

2012-05-24 | イタリア

この日は日本からオンライン予約をしておいたヴァチカン博物館へ。
ローマへ行ったなら外せませんからね。
毎月最終日曜日は無料なので、きっと前日の4/29(日)は激混みだろうからと
一日ずらして予約を入れておいたのです。

朝ゆっくりしたいってクニパの希望で、予約は11時。
でも、1時間以上前に着いても入場出来たって記事を読んだことがあったので
少し早目にホテルを出発しました。
地下鉄オッタヴィアーノ駅からぶらぶら歩いて行くと
高い塀が現れて、もう既に長~い行列が!!

入口に着いたのが10時15分ぐらい。
予約にはちょっと早いけど入れて貰えるかな~と予約の列に並んだけど
「まだ早いからダメ!」と言われて入れませんでした、トホホ~。
30分ほど時間潰して11時の15分前に再度挑戦。
するとこの30分間で益々人が溢れていて予約の列もわからないほどに。。。
はぁ~、予約してても入場するのに押し合いへし合い、大変でした。
やっぱり、ヴァチカンへは頑張って早起きして行かないとダメね~

ヴァチカン博物館は歴代法王が財力をもって集めた世界屈指の博物館。
広さは42,000平方メートルで、迷路のような見学コースは全長7キロもあって
じっくり見たら1週間はかかると言われるほど。
私たちは『地球の歩き方』オリジナルの3.5時間コースを参考に見学していきました。

まずはセキュリーチェックを受けて、エジプト美術館へ 

     

ミイラの展示もありましたよ。夜間拝観もやってるけど、ここはちょっと恐いかも!?
次は、ピーニャの中庭へ。「ピーニャ」とは松ぼっくりのこと。

 

中庭にローマ帝国時代には噴水として使われていた巨大松ぼっくりがあり
その向かい奥にはこんなモニュメントが。

次にキアラモンティ美術館からピオ・クレメンティーノ美術館へ。
もしかして新回廊を飛ばしてしまったのかも・・・
「プリマ・ポルタのアウグストゥス像」を見たかったのだけど・・・
たぶん、入場不可だったのかな~!? そう思っておこうっと。

さて、ここで有名なのが「ラオコーン」。

       

とても躍動感があります。顔の表情も苦悩と絶望感がひしひしと伝わってくるし。

     


     

彫像のギャラリーを通って、動物の間を抜けて、

    

ミューズの間には、ベルヴェデーレのトルソがあります。

   

これは紀元前1世紀のもので、ミケランジェロが称賛し、システィーナ礼拝堂の
裸身のフレスコ画を描く時にこのトルソより着想を得たとか。
確かに凄いリアルな筋肉だけど、これから着想を受けたってところがさすが天才。
↓ミューズの間の天井画。

     

続いて、円形の間。
シモネッティの設計で、パンテオンをイメージして直径22mの円屋根が乗っています。

           

その先がギリシャ十字架の間。
キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝の母聖ヘレナと娘の石棺↓があります。

     

     

次が大燭台のギャラリー。床のモザイクが美しい。



そして、タペストリーの間から地図の間へ。

 

イタリア各地方と教会所有の土地の地図40枚が左右に並びます。

     

16世紀後半の測量でここまで正確に地図を書けるなんてね。
ちなみに日本の伊能忠敬は18世紀後半の人。

     


     


     

ソビエスキ王の間 から 無原罪のマリアの間へ、

          


そしていよいよ、次はラファエロの間です 。。。


                

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