プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

『玄鳥さりて』葉室麟

2024-08-22 | プクニの本棚
『玄鳥さりて』葉室麟/新潮社(2018/1)

富商の娘を娶り、
藩の有力派閥の後継者として出世を遂げる三浦圭吾。
しかしその陰には遠島を引き受けてまで彼を守ろうとした
剣客・樋口六郎兵衛の献身と犠牲があった。
時が過ぎ、藩に戻った六郎兵衛は静かな余生を望むが、
愚昧な藩主の企てにより二人は敵同士に仕立てられていく――
剣が結ぶ男と男の絆を端然と描く傑作時代長編。
~内容紹介より

燕は玄鳥(げんちょう)とも言う。
古来より、燕が巣をかける家は繁栄すると言われる。
家の守り神であるこの鳥を、
圭吾を守ろうとする藩きっての剣豪・六郎兵衛にたとえたもの。
ちなみに、「玄鳥去(つばめさる)」は七十二候のうち第45候。
9月18日〜22日頃の時季をいう。
~タイトロジーより


久しぶりに読んだ葉室麟の本。
やっぱり好きだな~
心に沁みます。
もうタイトルを読んだだけで泣けるじゃないの。

何もやってないのに目を付けられて
報われない人っていますよね。
剣術だけが取り柄の六郎兵衛、それがあだとなって。。。

意外と長くて
最初に思ったような終わり方ではありませんでしたが

武士の刀は、わが命より
大切なひとを守るもの。

六郎兵衛の策に胸を打たれました。









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