虹色雑談

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地球人ども、邪魔するゼ!海賊戦隊ゴーカイジャー!!

2011-01-30 22:52:04 | ヒーロー

 本日1月30日、東京ドームシティのプリズムホールにて開催された、2月13日より放映開始のスーパー戦隊シリーズ記念すべき第35作目「海賊戦隊ゴーカイジャー」のプレミアム発表会に行って参りました。昨年は予定時刻に遅れるという失態を犯したのでそれを反省し、今年は時間に余裕を持って行きました。求職活動中の身ですが、たまにこういった息抜きもしないと神経が参ってしまう上、コミケと違い怒濤の出費もないので今回行くことにしました。

 会場内にはシンケンジャーとゴセイジャーの立ち人形、そして現在公開中の映画「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon the銀幕」に登場するグランドハイパーゴセイグレートが展示されていました。昨年のサムライハオーに匹敵するぐらいのデカさ、映画ではブレドランに化け物呼ばわりされていたのですが、やはりヘッダーがこれだけついていると壮観ですね(でもこのヘッダーシステム、玩具展開的にはあまり功を奏していなかった気がします)。バンダイの物販コーナーではゴーカイオーの展示及び変形体験が出来るコーナーがあり、列がなかなか動かきませんでした。ゴーカイオーはボウケンジャーのダイボウケン以来となる、完全にビークルオンリーの巨大ロボ(炎神はビークルというより生物型ビークル)で、全身各所から大砲が飛び出すというギミックが搭載され、後から発売されるマジドラゴンやパトストライカーなどの歴代戦隊メカとの互換合体ギミックも用意されています。変身携帯モバイレーツは上部がX字に開くギミックが搭載、商品にはゴーカイレッド、シンケンレッド、ゴーオンレッド、以上3本のレンジャーキーが付属し、キーを差し込むことでその戦士の姿に変身するという設定があり、その時の音声は「ゴ~~カイジャー!!」と、まるで「カーレンジャー」の名乗り上げのように頭部分を大きく誇張するカンジになっています(他の例だと「シ~~ンケンジャー!!」とか「マ~~ジレンジャー!!」)。しかし何故ゴセイレッドのキーを飛ばして一昨年と二昨年のキーが付属なのか・・・。その辺もバンダイ的にもゴセイジャーが不調だったのでしょうか(汗)。また、スーパー戦隊カードバトル「ダイスオー」の発展型「ダイスオーDX」の機械も展示されており、昨年同様体験コーナーも用意されていました。

 さて、本日の目玉イベントであるプレミアム発表会ですが、今回はかなり前の方で見ることが出来ました。公演前に宣伝ムービーが流れていましたが、何と5月に全戦隊が集結する映画が公開されるようです!!3月にはプリキュア、4月には仮面ライダー、そして5月にはスーパー戦隊が全員集合と、3ヶ月連続でヒーロー、ヒロイン大集合劇が見られるとは、何と豪華なムービーフェスティバル!!これは彼らの映画を心底楽しむためにも早く仕事を見つけなければ!!
 そしていよいよスタート。開始早々、毎年恒例やはり敵出現・・・かと思いきや、今回はいきなり素顔の役者さんが登場!!ゴーカイレッドことキャプテン・マーベラスがゴセイレッド・アラタとは180度打って変わって頼りがいのある、豪快な男でした。そこに現れたのは宇宙帝国ザンギャックの戦闘員ゴーミンと第1話に登場する怪人シカバネン。ここから変身→バトルという例年通りの流れになります。バトルの最中、ゴーカイジャーは歴代レッドにも変身して見せました。なおイエローとピンクが変身したレッドにはスカートがついていました。これは他の戦隊に変身した場合も同じで、場合によっては本来の性別とは逆の色に変身することもあります。近年の例だとマジレンジャーで青が女性、黄が男性でしたが、マジとゴーカイは同じ色の組み合わせなのでマジブルーが男性に、マジイエローが女性になってしまいます。さらにゴーオンジャーのように、男性4人女性1人でなおかつ本来女性に当たる色が1つしかなかった場合、本来男性色であるゴーオンブラックが女性になるという意外な事態にもなっています。こうなると違う意味で本編を期待してしまいますね(笑)。バトルが終わると再び素顔の俳優の登場。今年をもってついに全員が平成生まれの俳優になりました。本当に昭和も遠くなりましたねぇ(それだけに自分が齢を取ったなぁと感じました)。
 変身後の名乗りはごく単純に「ゴーカイレッド!!」「ゴーカイブルー!!」「ゴーカイイエロー!!」「ゴーカイグリーン!!」「ゴーカイピンク!!」と、レッド→ブルー→イエロー→グリーン→ピンクという、初代ゴレンジャーにやや近い順に名乗っています。ショートショー終了後はモニターに見所予告ムービーが流れました。ナレーションは関 智一氏、変身アイテム・モバイレーツの音声も兼任します。宇宙帝国ザンギャックは宇宙の大部分を支配している巨大侵略帝国で、過去にも地球を襲撃し、その時ゴレンジャー~ゴセイジャーの34の戦隊によって殲滅させられました。これが劇中で言われる「レジェンド大戦」と呼ばれる戦い、しかし完全に潰しきられていなかった彼らは再び地球を我がものにしようと襲撃してきたのです。そこに立ち塞がったのが、夢とロマンを持ち、地球に眠る宇宙最大のお宝を求めてやってきた5人の宇宙海賊たちです。お宝を手に入れる前に地球を荒らされてはたまらないと、キャプテンは果敢にも帝国に牙を剥きました。それが大まかなあらすじです。今回ゴーカイジャーを支える存在はムービーでは登場していませんが、ナビィというキャラが登場するようです(声を演じるはあの田村ゆかりさん!!)。ザンギャックの幹部らの声優も豪華、司令官のワルズ・ギルを演じるは「ハートキャッチプリキュア!」でコブラージャを演じた野島裕史氏、参謀長ダマラスを演じるは石井康嗣氏、開発技官インサーンを演じるは井上喜久子氏、特務士官バリゾーグを演じるは新藤 学氏です。帝国ということもあって軍属クラスの幹部たちが特徴的です。ゴーカイジャーの俳優方は皆個性的な方々で、これだけ濃いメンバーを率いるキャプテンこと小澤亮太くんは今後1年間、役者としても「キャプテン」としてしっかりみんなを率いてほしいです。
 そして恒例、ゴセイジャーの役者たちも駆けつけ、例年同様新戦隊への激励、そして旧戦隊への花束贈呈などが行われました。アラタ役の千葉くんが激励やアドバイスのメインをやるべきなのに、その役をモネ役のにわさんに振った上に、にわさんは「撮影は朝早いからお肌を大切に」みたいなカンジのアドバイスをするという、思わず笑ってしまう激励会でした(笑)。つーか他のみんなにも喋らせてあげてよ・・・(汗)。ハイド役の小野くんは序列的にも自己紹介は最後の方なので、「皆さん、こんにちは!」と言った後、「5回もこんにちはって言うと疲れるよね!」と、ハイドとは逆にユーモアなアドリブを言ってくれました。
 そして最後は番組の顔とも言うべき主題歌ライブ。歌うは平成ウルトラシリーズで数々の主題歌を担当したProject DMMの元メンバー・松原剛志氏!!歌い方と振り付けの仕方を会場の皆さんに教えた後、ミュージックスタート。サビ部分で「レッツゴーレッツゴーカイジャー!」の部分で腕を数回振り上げるのがポイント、今回も戦隊らしい爽やかさとヒーローらしい熱さが絶妙にマッチした素晴らしく曲でした。主題歌CDの発売は例年よりやや早い同様3月2日発売予定、今回の完全生産限定の初回版にはコロムビア特製レンジャーキーが付属しており、松原氏が見せたところ、グリーンことハカセが欲しがる様子を見せたので松原氏、ハカセにプレゼント、ハカセ大喜びでした(笑)。最後お別れの時、キャプテンが「海賊戦隊!」と言ったら、会場の皆さんで「ゴーカイジャー!!」、もう一回キャプテンが「せーの!」で、全員揃って「派手に行くぜぇ!!」で締めました。本編も是非派手に行って下さい。

 歴代初、しかもまさかの海賊モチーフの戦隊、ゴーカイジャー。しかも35作目記念ということで、歴代戦隊の姿にも変身、彼らが総登場する映画も公開予定、5年前のボウケンジャーを更に越えるスケールで描かれる本作、今から凄く楽しみです。現在放映中のゴセイジャーは、いよいよ次回最終回、そしてその翌週からいよいよゴーカイジャーがスタートです。
 発表会の後はその足で現在公開中の映画「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー」を見に行きました。昨年同様、一足早くゴーカイジャーの活躍シーンが描かれていました(しかも昨年同様目撃者はダイゴヨウ)。映画での派手な活躍っぷりも見てますます期待度アップ、早くキャプテンたちの活躍が見たいの一言です。


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