新聞配達の帰り。見知った人の乗るカブに出会った。カブの彼は腕に入れ墨を入れた20代前半の若人。俺は細胞の隅々までヤニとアルコールの廻った35才。今年の冬には36才になる蠍座の11月13日生まれのフリーターなのだ。ちなみにO型だ。
「内山クンち。DVD観れる?」
「うん、観れる」
(見事なラ抜き言葉の応酬)
「DVDあげる」
「なんで?」
「売りに行こうとおもってたけど、カードあげちゃった。観れば?」
(勧誘で、新聞読者をゲットしたボーナスがもらえるので、DVDを売って得られる小銭にはもう用がないから。君にDVDをみせてあげる。アンドDVDごとお前にやる)
「売りゃいいのに」
「いいよ」
「ありがとう。じゃね」
こうして、俺はDVDをもらった。
ウラの箱書きを読む。
「隣のきれいなおねいさんに恋したボク。
隣に越して来た、きれいでセクシーなお姉さんはなんとAV女優。たまたま作品を見てしまったボクは、、、、。
懸命にがんばる女の子と、彼女に惚れた一途な青年のラブ・ストーリー」
あー。週末にチンコでも握りしめながら観よう。
でも俺って、金髪苦手なんだよな。大丈夫だろうか。
「内山クンち。DVD観れる?」
「うん、観れる」
(見事なラ抜き言葉の応酬)
「DVDあげる」
「なんで?」
「売りに行こうとおもってたけど、カードあげちゃった。観れば?」
(勧誘で、新聞読者をゲットしたボーナスがもらえるので、DVDを売って得られる小銭にはもう用がないから。君にDVDをみせてあげる。アンドDVDごとお前にやる)
「売りゃいいのに」
「いいよ」
「ありがとう。じゃね」
こうして、俺はDVDをもらった。
ウラの箱書きを読む。
「隣のきれいなおねいさんに恋したボク。
隣に越して来た、きれいでセクシーなお姉さんはなんとAV女優。たまたま作品を見てしまったボクは、、、、。
懸命にがんばる女の子と、彼女に惚れた一途な青年のラブ・ストーリー」
あー。週末にチンコでも握りしめながら観よう。
でも俺って、金髪苦手なんだよな。大丈夫だろうか。