仕事が終わった。
小平から西武線で国分寺。国分寺から中央線で立川。いつもの帰宅のコースだ。
立川駅で電車をおりてホームから階段で駅の構内へと移動する。
階段では、人波にもまれて目と鼻の先に女の子のケツと上半身。
ジーパンの生地越しにうごめく豊かなケツ。顔も見えない彼女の豊満なケツの肉に感謝する。そこにケツがあるだけで俺は幸せだ。ケツよ今宵もありがとう。
ところで彼女は黄緑のカーデガンに。
黄緑?
きみどりか?
若草色かな。言葉にすると。
彼女は若草色のカーデガンにジーンズに手提げ袋。髪は染めが入ったショートカット。まっとうな女子の春の装いみたいなかんじだ。
ところが、前方のエスカレータにも春の装いの女子が一名いた。
彼女も若草色のカーデガンにジーンズに手提げ袋。髪は染めが入ったショートカット。やはり、まっとうな女子の春の装いみたいなかんじだ。
真似っこじゃん。どっちがどっちを真似たんだが俺は知らないけど、こうやって後ろ姿だけを見比べたらクリソツの栗田貫一。
立体差のある階段から駅の構内の平面に出て気がついた。
体格はぜんぜん違うんだね。
一人はガリガリのっぽさん。もう一人は日本的体格なおチビさん。
良く見りゃ、ジーンズの造りも、カーデガンの造りも、手に持った手提げ袋の造りも全く違う。ただ、色合いとシルエットのみは後ろから見てる分にゃクリソツのクリントン。
二人は駅の構内で合流。
自動改札への似た者同士のデットヒート!
最後は歩幅の差でのっぽが圧勝。
同じ自動改札を似た者同士が一着、二着でくぐり抜ける。その様は、もはや融合。
そして二人は改札を出て、北へ南へと別れて行く。
あっ。若草色が分裂したと思った。
小平から西武線で国分寺。国分寺から中央線で立川。いつもの帰宅のコースだ。
立川駅で電車をおりてホームから階段で駅の構内へと移動する。
階段では、人波にもまれて目と鼻の先に女の子のケツと上半身。
ジーパンの生地越しにうごめく豊かなケツ。顔も見えない彼女の豊満なケツの肉に感謝する。そこにケツがあるだけで俺は幸せだ。ケツよ今宵もありがとう。
ところで彼女は黄緑のカーデガンに。
黄緑?
きみどりか?
若草色かな。言葉にすると。
彼女は若草色のカーデガンにジーンズに手提げ袋。髪は染めが入ったショートカット。まっとうな女子の春の装いみたいなかんじだ。
ところが、前方のエスカレータにも春の装いの女子が一名いた。
彼女も若草色のカーデガンにジーンズに手提げ袋。髪は染めが入ったショートカット。やはり、まっとうな女子の春の装いみたいなかんじだ。
真似っこじゃん。どっちがどっちを真似たんだが俺は知らないけど、こうやって後ろ姿だけを見比べたらクリソツの栗田貫一。
立体差のある階段から駅の構内の平面に出て気がついた。
体格はぜんぜん違うんだね。
一人はガリガリのっぽさん。もう一人は日本的体格なおチビさん。
良く見りゃ、ジーンズの造りも、カーデガンの造りも、手に持った手提げ袋の造りも全く違う。ただ、色合いとシルエットのみは後ろから見てる分にゃクリソツのクリントン。
二人は駅の構内で合流。
自動改札への似た者同士のデットヒート!
最後は歩幅の差でのっぽが圧勝。
同じ自動改札を似た者同士が一着、二着でくぐり抜ける。その様は、もはや融合。
そして二人は改札を出て、北へ南へと別れて行く。
あっ。若草色が分裂したと思った。