山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

丸鶏とケーキ珈琲と

2010年11月20日 | 
宮城製菓調理専門学校の文化祭の続き≫

最後に楽しみにしているのが、「カフェレストラン イル・ヴィアーレ」

ここには丸鶏のロースターがあるんです。
ハーブで漬けこんだ丸鶏がグルグル回転しながらこんがり焼き上がり、そのお肉の香りといったら…



も~=^好きでたまらないの~♪
それに脇に添えられたお野菜の、甘み。
素晴らしくデリッシャス!

美味しいチキンのローストといえば、思いだすのは、随分昔に南町田の「カルフール」という、フランス資本だったスーパーの店頭を思い出します。(今は経営内容が変わったけど)
丸鶏は多分、好きな人は好きだけど、飲食店でもこれを看板メニューにしている店は、私の町では知らないかも…



本格石釜で焼く、ピッツァは、モチモチな生地とチーズには粘りがあって、アツアツでとても美味しいです。
「キノコのピッツア」をオーダー。



本格的な、コーヒーマシーンがあるのもこのカフェの強み。
本当に美味しいコーヒー飲むと、自然に笑顔になっちゃいます。



最近は洋酒の使ったケーキがなかなか見かけなくなりました。
これは、頬っぺたが落ちそうなくらい濃厚で大人のケーキ♪



パイはサクサク♪

充実感のあるスイーツたちと美味しい料理に囲まれて、楽しい会話を愉しみました。
「感謝!」

文化祭では、美味しいものに囲まれ、食について考えさせられる展示もたくさんあり、気が付くとあっという間に時間が過ぎてしまいました。

皆さんは、いかがでしたか?

だだ見ているだけじゃ、という方は来年の文化祭の情報となってはしまいますが、学校のHPからチェックしてみてくださいネ♪

現在、随分と調理系の学校が増えてきています。
昨今、高齢化、少子化や食生活そのものの変化が著しく、食の分野を仕事にするのは、とても大変なことです。
それでも、食べることは生きる喜びに直結しており、人を幸せにできる仕事だと私は思っています。
そんな私も、長年食の仕事にかかわってきた一人でもあります。


<参考>

●青森→青森調理師学校/弘前医療福祉大学短期大学部/八戸調理師専門学校/青森山田高等学校調理科/東奥学園高等学校調理科

●岩手→盛岡調理師専門学校/盛岡スコーレ高等学校総合学科調理師養成課程/菜園調理師専門学校/北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ

●宮城→宮城調理製菓専門学校/明成高等学校調理科

●秋田→秋田県調理師専門学校/大館調理師専門学校

●山形→酒田調理師専門学校/山形調理師専門学校/山形学院高等学校食物調理科/天真学園高等学校調理科/米沢調理師専門学校

●福島→郡山女子大学附属高等学校食物科/福島東稜高等学校食物文化科/日本調理技術専門学校



食の展示

2010年11月19日 | 
宮城調理師専門学校の文化祭の続き≫

私が、毎年楽しみにしている展示室になかに、とりわけいつも感心させられるのが、このマジパンの展示。



「シンデレラ」のシーン。
王子様がガラスの靴を持っています。



こちらは、「白雪姫」のシーン。
老婆に扮した魔女が、リンゴを持っていますね。
白雪姫は、この毒りんごを食べてしまいます。
白雪姫は息絶え、小人たちが悲しんでいるところに、偶然王子様が通りががり、あまりの美しさにキスすると、白雪姫は息を吹き返します。

女の子の憧れのシーンです。



こちらは「浦島太郎」で、浜辺でいじめられている亀を助けるシーンでしょうか。
そのあと浦島太郎は亀の恩返しで、竜宮城でたいそう幸せな接待を受けるのですが、その後が大変です。



こちらは「三匹のこぶた」
三匹の子豚の兄弟たちは、それぞれ「藁の家」「木の家」「煉瓦の家」を建てて暮らしますが、そんな時狼の襲撃にあい家は吹き飛ばされてしまいます。
最後に煉瓦の家だけが残り、結局三匹はそこで仲良く暮らすというお話。



こちらは「桃太郎」
鬼退治のお話ですが、個性のあるお鬼がたくさんいますね。

この展示、実物はとても精巧にできており、見ていて引き込まれるほどの魅力があります。
夢があるというか…信じる力がなければ、このような大作はできないと思います。



さて、次の教室へ…



これは、伊達正宗が客人をもてなした時の文書を基に再現されたお料理の写真です。
右上に羽のついたテリーヌ風のお料理があり、私の興味を覚えました。
「狩り」で打ち獲った鳥がなんなのか解るように、羽を見立てにつかったのだとか。
ははぁ…



こちらからは、先生の渾身の再現作。




季節によって入手困難なお魚をわざと宴の席でもてなすことで、伊達の力の凄さを見せつけるという、現世でいうプレゼンテーションかもしれませんね。



2日間の展示のためだけの、豪華な料理です。



これは、お茶菓子のようです。

一日かけてこれらの料理をもてなす一面で、戦国人は、時間をかけて相手の懐を探り、その先にある戦略を練っていたのでしょうね。







質の良い満腹感

2010年11月18日 | 
宮城調理製菓専門学校の文化祭は、1年に一度だけの食の饗宴が楽しみなイベントです。
学生たちにとっては、日々の学習成果が発揮できる場でもありますが、私にとっては、学校という新鮮な場で、何か新しい気づきのエネルギーを貰え、とても質の良い満腹感を味わえる場でもあります。

では、和洋中の料理の好きなをチョイスして、立食で味わうバンケットホールに入ってみましょう。



そこで、まず目につくのが「オードブルタワー」。

オードブルは、食欲をそそることが目的のため、量が少なく、塩分や酸味がやや強めのことが多いそうです。
その日は、パプリカのムースなど気になるお料理も多くありましたが、胃袋と相談の上パス。

洋食コーナーはメインや濃い目の味付けが多いので、まずは和食コーナーへ。



「ウニのゼリー寄せ」
海鮮のお出汁とウニの濃厚さと混じり合って、なにかとても上質な味わいです。



手作りハムのコーナーでは、オーダーの度に一種類ずつ切り分けてくれます。(500円)



牛タンのハムが気にいりました。
様々な盛り合わせに、竹炭の塩がさらにアクセントを添えます。



オマールエビのスープ(400円?)
こってり、濃厚な味わいです。
海老の甘みや香りが際立って、フランスパンにとても良く合います。



焼き立ての北京ダックが、魅惑的な香りを放ちながら、ぶらんとふら下がっています。
なんともいえぬ光景です。
思わず、オーダー(500円だった気がします)



カオヤ―ピンに丁寧に包まれた、北京ダックの皮の旨味。
本来、北京ダックは皮の香ばしさを味わう料理なので、身は削がれてしまいます。
お肉は味が濃さそうで美味しそうですが、その後どうなってしまうんでしょうか?



中華繋がりで、今度は海老餃子。



今年の和食の汁ものは「山形芋煮」ということで、思わず…(300円)

自家製のお豆富の上に、ホクホクした芋や具材がのり、素材の旨味が活きた優しいお出汁がお醤油とあいまってとても上品な味わいです。



スイーツでしめようと思いましたが、もうお腹が一杯です。

とりあえず、校内の展示物を見てまわることにしましょう。



スプーンとフォークの飾りのある階段を上ると、



オブジェのある窓から光が射します。
とてもいい環境に恵まれた学校です。

なんかとても幸せな気分になって、引き込まれるようにウェディング展示室へ。

 

「おふたりのコンセプトに合わせて、和風や洋風の披露宴のセッティングができますよ~」と丁寧に学生さんが説明してくれました。

満腹のせいか、相方と一瞬、そんな気になってしまったのでした。





教室の新蕎麦

2010年11月17日 | 蕎麦
10月23日~24日の土日、宮城調理製菓専門学校で文化祭が行われました。



楽天球団イベント『スイーツタウン』をイメージにした、マジパン人形がホールでお出迎え。
なかなかのアイディアですが、本当によく出来ています。
一体の製作にもかなりの時間がかかったとか。

この文化祭では、毎年「手打ち蕎麦」のコーナーがあります。



「新蕎麦」と聞き、この教室で味わってみることにしました。
教室の雰囲気が、とても懐かしく感じられます。

さて、蕎麦は「鴨そば(500円)をオーダー。



なんと、この器は!とも思いましたが、
蕎麦は学生が打ったとは感じさせない、本格的なものでした。
北海道の蕎麦粉で二八で打つ蕎麦です。
私にとっては、今年はじめての新蕎麦です。



なかなか美味しいので、思わず蕎麦を啜りながら、笑顔になってしまいました。