山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

食の展示

2010年11月19日 | 
宮城調理師専門学校の文化祭の続き≫

私が、毎年楽しみにしている展示室になかに、とりわけいつも感心させられるのが、このマジパンの展示。



「シンデレラ」のシーン。
王子様がガラスの靴を持っています。



こちらは、「白雪姫」のシーン。
老婆に扮した魔女が、リンゴを持っていますね。
白雪姫は、この毒りんごを食べてしまいます。
白雪姫は息絶え、小人たちが悲しんでいるところに、偶然王子様が通りががり、あまりの美しさにキスすると、白雪姫は息を吹き返します。

女の子の憧れのシーンです。



こちらは「浦島太郎」で、浜辺でいじめられている亀を助けるシーンでしょうか。
そのあと浦島太郎は亀の恩返しで、竜宮城でたいそう幸せな接待を受けるのですが、その後が大変です。



こちらは「三匹のこぶた」
三匹の子豚の兄弟たちは、それぞれ「藁の家」「木の家」「煉瓦の家」を建てて暮らしますが、そんな時狼の襲撃にあい家は吹き飛ばされてしまいます。
最後に煉瓦の家だけが残り、結局三匹はそこで仲良く暮らすというお話。



こちらは「桃太郎」
鬼退治のお話ですが、個性のあるお鬼がたくさんいますね。

この展示、実物はとても精巧にできており、見ていて引き込まれるほどの魅力があります。
夢があるというか…信じる力がなければ、このような大作はできないと思います。



さて、次の教室へ…



これは、伊達正宗が客人をもてなした時の文書を基に再現されたお料理の写真です。
右上に羽のついたテリーヌ風のお料理があり、私の興味を覚えました。
「狩り」で打ち獲った鳥がなんなのか解るように、羽を見立てにつかったのだとか。
ははぁ…



こちらからは、先生の渾身の再現作。




季節によって入手困難なお魚をわざと宴の席でもてなすことで、伊達の力の凄さを見せつけるという、現世でいうプレゼンテーションかもしれませんね。



2日間の展示のためだけの、豪華な料理です。



これは、お茶菓子のようです。

一日かけてこれらの料理をもてなす一面で、戦国人は、時間をかけて相手の懐を探り、その先にある戦略を練っていたのでしょうね。